あの頃、自転車はピカピカ光っていた

自転車でブレーキングドリフト

今日 note のおすすめ欄に表示された記事を見ていたら、懐かしさと笑いが同時にこみあげてきたイラストがあった。

それがこのイラスト

ほんと、懐かしいです。私も、よく意識してやってました。

このイラストがきっかけで、当時の愛車を回想していたのですが、当時の私はリアタイヤをロックさせることができず、イラストのように「カッコイイとまり方」ができず、くやしい思いをしていました。

「あのころは確か、リアはディスクブレーキ、フロントはリトラクタブルライトだったよな・・」

スーパーカーとエレクトロニクスのブーム


当時は、スーパーカーブームもあり、またエレクトロニクスが飛躍的に向上する時代でもあり、同年代の子供たちは、私の愛車と似たような、デコデコした自転車に乗って自慢し合っていたような気がします。

今は、デコデコした自転車は、さっぱり見かけなくなったけど、やっぱり当時流行っていたんですねぇ

今、気づいたんですが、これ現代なら「デコチャリ」ですね

メカをばらす

誰かが、新しい自転車を購入するたびに、「これスゲーだろ!」的な、自慢大会に発展するわけですが、そうなると気になってしまうのが、見た目もさることんがら、そのメカの設計部分(Design) の、特に機構仕組み、動作原理です。

・ライトの開閉は、ワイヤーで引っ張っているんだ!どうしてスムーズにうごくの?
・ガァァァって音が出るのは、モーターとギヤで駆動でか、電池はどこ?
・ピーって、音が出るんだ!どうやったら、どこから?操作の条件は?
・シフト位置は、デジタル表示なんだ。1速から2速の変則途中だと、どんな表示になるの?

当時の私は、あたまのなかで、こんな疑問を抱えながら、友人の新しい自転車をガチャガチャいじっていました。

気になってしょうがなくて、自宅から分解用にプラスドライバーを持ち出してくると、さすがに友人は、私の行動を止めに入りましたが。。。

気になるから、ばらす。(リバースエンジニアリング)」という衝動は、今の私の職種(エンジニア)の原点だったのでしょう。

好奇心

大人になった今でも、今回のデコデコした自転車のような知らない装置に触れると、「もっと知りたい、理解したい、真似してみたい」という気持ちが、どんどんと湧き上がってきます。

一般的には、このような気持ちを「向上心」や「知的好奇心」だと言うことがありますが、なぜか自分の中では何だかしっくりきません。

むしろ、心理学でユングが定義した ”リビドー”に近いものだろうと感じています。 

「リビドー」の概念を、従来よりはるかに幅の広い意味で定義し直してフロイトと訣別し、「集合的無意識」の存在を提唱し、元型の概念において、神話学、民俗学、文化人類学等の研究に通底する深層心理理論を構成した。


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