ライダーカップ直前！ガヴ考察と推しリスト集
遂に我慢(詩姫カップ落選)が報われ
莫大な富(仮面の魂ダグバver.)を得る
どうも。ブラフマーアイコンです。
嬉しいことにブラフマーがメガデッキ内定したので、しばらく通常環境は放置でいいかと今度はライダーカップの調整にうつつを抜かしていました。
新弾から1週間という過酷スケジュールですが、詩姫よりは組んでも損しないパワーのデッキが多かったので、今回は自分も参加することにしました。
やる気のある身内たち(キャン待ち)と自分(当選)で新弾も含めて擦りまくったので、そこで強そうだなと感じたデッキをいろいろ紹介していきます。
無契約と契約持ちについて
仮面ライダー環境には３種類のデッキがあると考えています。
①新弾のデッキ、②既存の契約デッキ、③無契約だけど強いデッキです。
まず、①新弾のデッキは、既存強化となっていますが微妙に噛み合わないカードもあるのでほぼ新規デッキと考えてよく、発売から1週間しか経っていないためリストが固まっていないと考えられます。
次に、②既存の契約デッキは、【仇敵】を除き強化をもらっていないためカードプールが最も狭いですが、契約なだけあって雑多よりは安定性を担保できていると思います。あと新弾の契約デッキより煌臨が多いです。
そして、厄介な③無契約だけど強いデッキは、度重なる強化や創界神時代の恩恵を受けており安定性とパワーが高いため、長く愛用されてリストが固まってきているものが多いです。ただ値段が高いです。
ガヴという革命
ここまで読むと、
「新弾のデッキさえ履修しとけばええ！既存はリストが転がっとる！」
と思うかもしれませんが、それほど単純な話ではありません。
その原因がこの最新ライダー、「ガヴ」です。
②の最強候補【ギーツ】と③の最強候補【エグゼイド】をtier1から引きずり下ろすために刷られたであろうカードです。マジでテキスト見た瞬間に脳内のtier表が音を立てて崩壊しました。
これは第2の「仮面の魂」と言っても過言ではなく、使いやすさに差はあれどほぼ全てのデッキで引き込むことが出来ます。
このカードのおかげで、特に【エグゼイド】だけめちゃくちゃキツいみたいなデッキが息を吹き返したと考えています。逆に「ガヴ」がキツいデッキは少し立ち位置が悪くなったと考えています。
しかし、大枠の強いデッキは変わりません。
なぜなら「ガヴ」へのアクセスが早い＝サーチが多い＝元々強かったデッキだからです。
あくまでtier1~2くらいの競り合いをやり直させるカードと考えています。
デッキ紹介①新弾のデッキ
それを踏まえて、まずは①新弾のデッキを４つ紹介します。
販促のつもりなのか新弾のデッキは「ガヴ」をケアしやすいので、目新しさ優先の人も強さ優先の人も持ち込んでくる可能性が高いです。
最強候補！？【鎧武】
バーストを踏みまくるので破壊耐性＆バウンス耐性付与は必須だと思います。ただ、バーストが無ければチェンジを「ジンバーレモン２」や「ヨモツヘグリアームズ」に打って好き放題できるので「仮面の魂」を超えられなくてもリソース差で勝ち切れるパワーがあると感じました。
対面する時は序盤に「ジンバーレモン２」のアタックを通さないことを意識すると良いです。除去札が無ければ生き物２体並べてお祈りブロックです。
カウント伸びなさすぎ！【カブト】
「ハイパーカブト２」は煌臨時バーストも破壊時バーストも踏むので正直弱いと思ってますが、バーストに弱いのはどの「ハイパーカブト」も同じなので狙うならEXターンかなと。
また、このデッキは雑魚ビートなのでバウンス耐性を付与できる「カブトエクステンダ―」の役割は見た目以上に大きいと考えています。
そして、注意してほしいのは「変身カブト」のシンボル変化は自身にはかけられないことです。転神はスピリットとして参照することはできても創界神対象の効果しか受けません。
なんでお前がXXに！？【ブレイド】
「契約ブレイド」にゆるい系統縛りがありますが、後１でカウント２にならなくても「ガヴ」伏せたら耐えてそうなので入れてます。
契約の枚数は１でもいいですが、手元に置くたびに「ガヴ」を踏まない除去を何度でも飛ばせるのがこのデッキの強みだと思うので、思い切ってフル投入してます。
また、長引けば「ワイルドカリス」や「レンゲルKF」を使えるので高い耐久性能を誇りますが、バニラにしても止まらない過剰打点や最高レベルは受けきれないので「仮面の魂」はやっぱり必要だと思います。
本当にお前の罪を数えろ【W】
カードが高いのに下馬評でボロクソ言われてる不思議なデッキ。
旧エクストリーム軸は飽きるほど見たと思うので新エクストリームに寄せました。こっちは契約煌臨の多さを活かしており、武器付けて罪を数えれば雑に打点を出せます。
緑なのに全然重疲労しないので「ヒロクロ」まで積んでC7達成までの時間稼ぎをしやすくしてます。ただ、契約筆頭の【鎧武】がチェンジ搭載なので重疲労が刺さるかは分かりません。
対面する時は、生き物が３体いる状態で罪を数えると社会復帰できなくなるので、回収されたらしっかりテキスト確認をしましょう。
デッキ紹介②既存の契約デッキ
続いて②既存の契約デッキは軽く、【仇敵】のみを紹介します。すみません。
ハデス抜き呪契約！【仇敵】
この記事の目玉です。
「契約エボルト」の弱点である生贄が用意できない問題への保険と、トラッシュ足りない問題を同時に解決するカードとして「ユルセン」を採用してます。コアが足りなくて序盤の受けが心許ないので紫の強いバーストとコアブできる強いバーストを採用してますがここは好みです。
対面する時は出来る限り自壊を徹底すると良いです。また、「エボルブラックホールフォーム」を２面立てたり「ウルフデッドマンライオット」を使えばフラッシュ前に２点以上のバーンを出せることを覚えておき、せめて無料煌臨されないように生き物のコア２個止めを意識しましょう。「エボルドラゴンフォーム」のOCでも無料煌臨するので気を付けましょう。
他は触ってたり触ってなかったりしますが納得いくリストを組めていないので省略します。
【ギーツ】は「ガヴ」がキツすぎて「仮面の魂」を無視できるという利点がまるまる消滅して普通にカードパワー低いデッキになってしまいました。
【アギト】は強いですが【鎧武】にお株を奪われそうな気がしてます。
【ガッチャード】は普通に強いくらいはあると思います。
【リバイス】は契約がバディじゃないのがありえないです。
デッキ紹介③無契約だが強いデッキ
最後に③無契約だが強いデッキですが、そもそも何を指しているのか。
すばり【オーズ】【エグゼイド】【電王】【ゼロワン】です。
これらのデッキの共通点は、「ガヴ」を避ける手段があることと、後１除去の契約に対してネクサススタートしやすいことです。
特に後者について、いわゆる３コスシーカーと変身創界神しか初動が無いようなデッキは【鎧武】【ブレイド】【仇敵】あたりに大きくテンポを崩されるので、基盤が強くても厳しい戦いを強いられると思っています。
なんだかんだ超強い！【オーズ】
ライダー環境と言えばこいつ！と名を轟かせていたが、実は５点パンチ自体は止めやすいことがバレ始めているデッキ。
しかし、契約が増えた今こそ強いデッキだと思っています。真のフィニッシャーである「旧スタバ」が手札完全ロック(ソウルコア要求)になったり、序盤からコアメダルが転醒できるようになったり、生き物に頼らない軽減確保もこのデッキの特権です。
また、「ガヴ」をもらったことも追い風で、苦手だった白デッキに抗えるようになりました。そして、オシャレポイントとして「ゾンビゲンム」を入れてます。これは「仮面の魂」を回収すれば手札５枚以上は避けづらいという読みです。実際対面するとめっちゃ面倒くさいです。
弱点として「50thオーズ」のバーストを当てないとそれほど速度が出ない上にコアもカツカツ気味なため、対面する時は全力でケアしましょう。また、「タジャドル」の転醒時と「50thオーズ」のバーストくらいしか自分の「ガヴ」を開くタイミングは無いと考えてよいです。
まだまだ強い！【エグゼイド】
本気で「ガヴ」が発表されるまではこいつに勝てなきゃデッキじゃないってことで無理やりにでも無色除去を積んでました。
【ギーツ】同様「ガヴ」と【鎧武】がキツいので、対策として「50thブレイブ」と「スナイプレベル50」を増やしてます。「ガヴ」が開いた後に「ゲンムマキシマム」の煌臨元さえ残っていれば再展開可能なので、元のカードパワーの高さのおかげでギリギリ対応できる感じです。ただ、長引かせても有利じゃないデッキになったのでリーサルは早めた方が良いと思います。
対面する時は、装甲がキツいなら「ガヴ」を当てたターンで勝ち切れるように準備するか、「レベルX」の召喚効果を阻止できるカードを用意しましょう。装甲を無視できる黄色ならあまり考えることは無いです。
ほぼ白神銃！【電王】
こちらは「モモタロス」の召喚時が強制バースト破棄なせいで「ガヴ」を踏むという致命的な弱点がありますが、その代わり黄装甲を付与できたりスピリット耐性があったりで強さは健在です。
今まで「アックスフォーム」を入れていた枠を「50th電王」に変えてるのは【ギーツ】いない読みです。赤緑装甲の方がスピネク耐性より偉い場面は「覇王爆炎撃」と「ヒロクロ」くらいでそんなにいないと思っていますが、環境次第で戻しても良いと思います。
対面する時は「時の分岐点」スタートしないことをお祈りしましょう。
もし２ターン目にクライマックスされても耐えれば「仮面の魂」を打てるコアが無いことが多いので死ぬ気でリーサルを出しましょう。
ちゃんと重疲労する！【ゼロワン】
雑に「イズ」減らして契約しましたが、「イズ」は序盤に引くと強いので諸説あります。
このデッキの特徴は墓地全除外のチェンジがあることです。これにより長期戦に強いデッキの大半をリソース切れに追い込むことが出来ます。しかも、メインの除去が無いデッキなら「イズ」で耐性持ちになった「ゼロツ―」を超えられないので自身もしっかり長期戦に強いです。
また、こいつも【エグゼイド】がキツいデッキでしたが、チェンジで「ガヴ」を使い回せるので墓地除外と合わせてもはや相性はひっくり返ってるんじゃないかと感じました。
弱点として緑なだけあってハンドが細くなりがち(ドロソ引けないとマジで弱すぎて泡吹く)なので、対面する時はチェンジで使い回される前にシーカーを除去すると良いです。あとシーカーがターン１同名なのでライフを削りまくったら無限に展開されるということは無いです。
終わり
いかがでしたか？
「ガヴ」をめちゃくちゃ意識するべきということが伝わったら嬉しいです。
今回紹介しなかったデッキでも「ガヴ」で壊滅するデッキでなければガンスリで３勝できるポテンシャルはあると思います。
書いてるうちに前日になってしまいましたが、
みなさんライダーカップ頑張りましょう。
それではまた。