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福名餃子店【中央区頭陀寺】

この店もまた、浜松の餃子文化を象徴する存在ではないか。実家から自転車圏内なので、外で餃子を食べようかとなったとき、特に「餃子一本で攻めたい」となったときは真っ先に頭に浮かぶ。


データ

〒430-0817 静岡県浜松市中央区頭陀寺町328-5
定休日:月曜日
アクセス:浜松駅からバス8分(掛塚行き、頭陀寺下車)+徒歩3分
駐車場:店向かいの空き地に5台

R150(掛塚街道)からちょっと入ったところにある

よし餃子食うぞ!な気分のときに

メニューは餃子のほかはライス、味噌汁、ビールのみ。すがすがしいくらいの、餃子専門店だ。ラーメンやチャーハンはいらない、餃子だけをとにかく食べたい、そんなときってありますよね?

餃子は8個480円が1人前ということになっていて、2個ずつ増やしていける。1個あたり60円換算の明朗会計。

注文は、入口すぐのカウンターで店員さんに口頭で伝えるシステム。野菜主体でぺろりといけちゃうアッサリ味なので、男性だと20個くらいは軽いです。

ご飯は3サイズ

面白いのは、例えば14個頼んだりすると15個皿に乗っていることがある。特に確認したことはないけれど、サービスなのだろう(ひょっとしたら店内で食べるとおまけしてくれるのかな?)。おまけはないときもあるかもなので、そこはご愛嬌ということで。

店員が無愛想という人もいるけれど、そうかなあ。ニコニコしてなきゃだめってことはないし、何か言えば丁寧に答えてくれるしねえ。

店内は4人がけのテーブルが2つと、座敷に同じく4人卓が2つ。土日なんかはひょっとしたら満席ということもあるかもだけど、基本持ち帰りの客が多いので、待ちになったとしてもそこまで時間はかかならいのではなかろうか。

一応ノンアルも用意されてるので運転手さんも安心

米かビールか、それが問題だ

前述のとおり(というか浜松餃子はたいてい同様なんだけど)野菜主体の餡なので、独特の甘みがあって箸が止まらない。ニンニクは、やや強めかな。

運転がなければ迷わずビールといきたいところ。こちらはサッポロ黒ラベル。大瓶と小瓶の2種類というところにもポリシーを感じる。

茹でもやしが添えられているのも、呑兵衛にはありがたいよね。

完璧な組み合わせ

定食スタイルになると、こんな感じ。小ライスと味噌汁もセットで頼んだ。

沢庵とラッキョがありがたい

平日のランチタイムに行くことが多いのだけど、テイクアウト客が次々とやってくるのは「浜松あるある」か。事前に電話で注文しているのだろう、焼き上がりの時間を見計らって来店し、会計を済ませてそそくさと帰っていく人の多いこと。

「昼飯どうする?」「餃子焼いてもらおうか」「じゃあ電話しとくわ」みたいな会話を想像しながら食べるのも楽しい。

浜松という土地は昔から自営業や共働きが多かったため、餃子に限らずテイクアウトの文化が色濃いのだよね。

まとめと補足

駅から離れたところにあるし、近所に住んでるんじゃなければクルマ利用になるでしょう。店の場所もちょっとわかりづらくて掛塚街道から入るところを間違えやすいのでご注意を。駐車場は道路を挟んで店の向かい側にある空き地です。

5台、がんばれば6台いける…かな?

町外れの路地裏にひっそりと佇む、基本、餃子しかない店。まさに専門店の矜持。この味で勝負してきたし、これからもやっていく、そんな芯の通った佇まいに感服です。

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