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ぎょうざ屋 喜慕里【中央区増楽町】

浜松駅からは離れているものの、隣駅の高塚から徒歩圏内。近所にはスズキ本社もあるので、出張ついでに立ち寄るビジネスマンもいるのかな? 行列店でありながらマイペースな雰囲気なので、せっかちな人には向かないのと、時間がないときはおすすめしません。


データ

〒432-8062 静岡県浜松市中央区増楽町563-3
定休日:木曜日
JR東海道線高塚駅から徒歩12分
駐車場は店の奥80メートル先に多数

文庫本でも持っていくとよいかも

11時30分の開店に合わせて伺うと、店の前には8人ほどの並び。平日だからか、お年を召した方々ばかり。ご近所さんなのか、サンダル履きも。

遠州名物のからっ風がビュービュー吹くなか、ようやくシャッターが開いたのが11時40分。皆さん慣れてらっしゃるのだろう、特に不満顔も見せず店内に。

左下の見切れてるのは「唐あげ」です

いつの間にか事前に食券を買うスタイルになっていた。5000円と1万円は両替してくれます。持ち帰りの餃子は店員さんに直接現金払いというシステム。

ラーメン系を頼んでる方もけっこういたなあ
買い方の解説

食券を買ったら、カウンター奥から順に座っていきます。この日は餃子(中)とセットライス(小)に、初めて「海の幸」を食べようと、エビイカカニの中から一番味を想像しづらいカニ(小)をチョイス。

本来であればビールと餃子単品で攻めたいところなのだが(これ、いつも書いてる気がする)、この日は定食スタイルで。

そこそこ広い店内、コの字型のカウンターが2つとお座敷席という構成で、そこに開店直後は一気に客がやってくる。おそらく店を開けて食券を確認してから、大量の餃子の包みを開始するのであろう、ここからけっこう待つ。店内には雑誌や新聞が置いてあるので、おじさま達は自由に手にとって読み耽っている。文庫本でも持ってくればよかったなぁ。

餃子は薄皮パリっとジューシーテイスト

入店順に焼き上がった餃子がやってくる。隣のおじさまはラーメンにコーントッピング、それとカニ餃子。いやぁ、私もカニにしたんですよと心の中で話しかける(キモい)。

そうこうするうちに自分の注文が到着。12時14分。入店してから30分ちょい待ったことになるけど、この店としては通常運転ってことで。

焼き色も美しいよねえ

餃子の皮はかなり薄め。焼面はパリッとカリッと。それでいて油っぽさは最小限。焼きが上手いんだよなあ。

餡はジューシー系。野菜の旨みがギュッと詰まったジュレのよう。スイスイペロリといただけちゃいます。

ちゃんとカニなカニ餃子

いつもノーマル餃子しか頼んでなかったので、初めてのカニ餃子。海鮮系の餃子って、変わり種というか飛び道具というか、普段はあまり食指が動かないんだけど。

もやしも添えられてます

見た目はノーマルとほぼ変わらない。なんとなく予感がして、タレには付けずに食べてみる。と、これが正解。大正解です。

ちゃんとカニの味がする!って、カニ餃子なんだから当たり前といえば当たり前なのだけど、なんだろう、缶詰のカニなのかなあ。思ってた以上に餡がしっかりカニ風味で、これは意外と(と言ったら失礼だが)美味しい。ごはんにも合う。

カニ焼売を焼くとこんな感じになるのかな、というか。こうなると、エビやイカも試してみたくなるな。今度トライしてみよう。


まとめと補足

この日は平日でしたが、土日はかなり混雑するうえ着席後の待ちも長くなりがち。ある程度の時間的余裕を持っていかないとダメな店かもです。丁寧に作ってるから時間がかかるんだな、くらいの気持ちで。うなぎ屋じゃないんですけどね(笑)。

昼営業でも遅めの時間とか、夜営業のピーク過ぎなんかは、意外とサクッと出てきたりもするのでタイミング次第。浜松の餃子屋さんって、昼よりも夜のほうが空いているイメージあるんだけど、ここはテイクアウト客も多いから、夕方はかなり待つこともありそうだなあ。

合わせ酢とラー油(けっこう辛い)
駐車場は奥の方にあります(入りにくいので接触注意)

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