ベストセラーありがとう。
今週も日記を書きました!どこか一日だけでもどうぞ。
今週は…
■コンソメスープから得た人生訓
■ベストセラーありがとう
■成人式の日の強気なわたし
■うれしさを隠してしまう夫
■大きな株
■わたしは守られたいのだろうか
■信じては不安になって
の7日間です!
■1月6日(土)コンソメスープから得た人生訓
「コンソメスープに刻んだエリンギを入れてほしい」と夫にリクエストされたので、この際ぜんぶ刻んじゃおうと思い、ベーコンも玉ねぎもキャベツもにんじんも何もかも細かく刻んでじっくり炒めてからグツグツ煮たところ、わたし史上もっともおいしいコンソメスープができあがった。何度作ってもあとちょっと物足りない、どこか冴えなかったわたしのコンソメスープが、一気に深みのある味へと進化。刻めば深みが出る。なんだか人生訓のように思えてくる。
■1月7日(日)ベストセラーありがとう
noteから届いたマガジン追加の通知を見て、固まる。そのマガジンの名前は「ベストセラー記事」。昨年11月に書いた『「読んでもらえる文章」を書くための12のこと』という有料記事が、noteの歴代のベストセラーに選ばれたそう。………ひぇえええええ!?信じられなくていったんnoteを閉じ、すこし間を置いてもう一度開くと、どかどか届いているスキやフォローや購入の通知。ドキドキする。こんな光栄なことがあるだろうか。ベストセラーという言葉が、自分の人生に使われる日がくるなんて、夢みたい。ベストセラー。ベストセラー。恍惚としてしまう響き。買って読んでくださったすべての方に、本当にありがとうございますの握手をして回りたい気持ち。
■1月8日(月)成人式の日の強気なわたし
成人の日。先日帰省したときに見つけた自分の成人式の日の写真が、今より勝ち気なとげとげしい顔をしていて笑ってしまった。おそらく化粧、主に目と眉毛なんだけど、ずいぶん気が強そうに見えた。本当はずっと、そんなことなかったのにね。わたしは10代の後半から20代の頃、自分が勝手に作り出した何かとがむしゃらに戦っていた。逃げ出すことや投げ出すことは負けること。続けることにしか答えはない!が当時の信念で、したいことにもそうでないことに対しても、作り物の強気な自分で戦い続けて疲れていた。本当はずっと、脆くて傷付きやすかったのにね。
■1月9日(火)うれしさを隠してしまう夫
薄々気付いていたのだけど、noteに夫の話を書くと反響がよい。スキもコメントもその他のものよりたくさんいただいてしまう。先日「今年も旦那さんの登場をたのしみにしている」というようなコメントをいただいたのでその件を夫に伝えてみたところ、夫はとてもうれしかったようで、うれしいのは顔に出てしまっているのに、「じゃあ、1ヶ月くらい、俺のこと書くのやめてみたら!?待ち遠しく思ってくれるかもしれない。静と動だ!」などと、どう考えても照れ隠しな、よくわからない発言をする。静と動ってなんなんだよ。
■1月10日(水)大きな株
LINEで、昔話の「おおきなかぶ」の話題になったとき、「大きな株」と打ち間違えて送信してしまい、わたしはもう学校の教室で先生が作った蕪の小道具を友達みんなと引っ張って劇をしたころの自分ではないのだ、大人になってしまったのだと思い知らされた。
■1月11日(木)わたしは守られたいのだろうか
夫と交際中かつ同棲中という設定で、別れることになった夢を見た。目覚めると胸に汗をびっしょりかいていて、こんな夢を見たことにも、自分が動揺していることにもおどろいた。別れる理由は、要約すると「こわい場面でわたしを守ってくれなかった」であった。わたしは夫に守ってほしいと思っているのだろうか。結婚したときはそんな思いは微塵もなくて、むしろわたしがこの人を守る!といった勢いではなかったか。守ったり守られたりして生きていけたらよいなと思うよ、むずかしいけど。
■1月12日(金)信じては不安になって
不妊治療や不育症の病院に通う朝は、いつだって緊張する。うまくいく、今度こそ大丈夫と信じたい気持ちはあるのに常に心配がつきまとい、早く子どもを産んでこのやっかいな緊張感や不安感から抜け出したいって思うけど、きっと産まれたらより一層心配ごとが増えるんだろう。信じたい気持ちと不安になる気持ちを行ったり来たり。親になってもそれをひたすら繰り返していくのだろうか。果てしない話だなと思う。
今週もありがとうございました!
おわり