お前らは隣のクラスの、1年B組の佐久間さんが好きになっちゃったらどうするよ。
「隣のクラスのさ、アイドルの佐久間だよ。まさか、知らないってことはないよな。ここだけの話…俺、佐久間のこと好きになっちゃってさー笑」
「元々、すごくかわいいし、気になってはいたんだけどさ。この前、文化祭の準備をキリのいいところまでやりたくて一人で残ってたら、佐久間が入ってきたのよ。」
「その週は佐久間、撮影で学校休んでたんだけど、テスト勉強用に教科書取りに来たとかで、えらいよな。撮影の後そのまま来たらしくて、ばっちりメイクしてて、すっげーかわいかった笑」
「そんな佐久間に見とれてたら、俺の作業を見て「もしかして、文化祭の準備ですか?」と話しかけてきたのよ。「佐久間が休んでるときに、A組とB組で焼きそばの店をすると決まったこと」「自分は委員長だから、みんながやりやすいように、計画を立てている」って話をしたんだ。」
「そしたら、佐久間が「一生懸命、みんなのために働いてくれる、プロデューサーさんみたいで素敵ですね」って!!佐久間にこんなこと言われて恋に落ちない奴なんていねぇよ!」
「来週の文化祭当日、佐久間も手伝いに来れるらしいから、そこで告ろうと思う。」
「インスタとか、グラビアとかで見る佐久間もすっごくかわいいんだけど、あそこで自分だけに見せた佐久間の表情がたまらなく好きで、我慢できなくなったから…」
「「自分とは釣り合わない」ってことくらいは分かってるし、まだ、あまり話したことないけど、気持ちをどうしても伝えたい、お前らも協力してくれるよな?」
「そうと決まれば、まずは文化祭を絶対に成功させるぞ!遅くまで、看板作りに付き合ってくれありがとうな、ちょっと飲み物買ってくるよ。」
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