ジャニオタ「今年大学受験なんですけど現場行っていいと思いますか?」について

掲示板、Twitter、マシュマロ、ジャニオタをかじっていれば毎年毎年見ない年はないだろうこの質問。人生を左右する大学受験について見ず知らずのオタクに聞くのかという疑問はさておき、ずばり、答えます。志望校によります。

「大学受験」と一口に言ってもその程度は様々。親の金に物を言わせて私文に乱れ打ちするあれも、学校のテストの成績を鼻にかけ努力面して倍率1倍入試を受ける指定校のあれも、共通テスト翌日に学校に集まってお通夜みたいな顔で自己採点するあれも、コンマ何点差で落ちたり受かったりするあれも、3年かけて理三を目指すあれも、ぜーーんぶ、大学受験です。
「ガチ度」が全然違います。その質問に答える人も、それぞれ違った「ガチ度」で大学受験をくぐり抜けてきています。信頼できる答えのはずがないのです。それを前提に、持論を展開していきます。
(文系、今のところとくになりたい職業は無い、大学卒業後は民間企業就職を前提としています)

国公立大学、難関私立大学一般入試の場合

行くべきではないです。この層は、最も競争が激しいです。基本的に倍率が高く、見て分かる通り、第一志望校にはほぼ受かりません。全員が1日14時間(食事、睡眠その他生命維持活動に使う時間を除く1日の全ての時間)勉強した上でコンマ何点差で落ちたり受かったりするのです。運としか言えないんですよね。みんなが答えられる問題は絶対答えられるのが大前提で、誰も答えられないような問題を答えられる確率を少しでも上げるために勉強しているんです。現場に行きたいという発想にそもそもならないのがこの層のほとんどだと思います。
逆に、第一志望校に余裕で受かる実力があり、現場に行きたいと思える余裕があるのなら、志望校を上げた方が良いです。首位で合格しても最下位で合格しても学歴は同じなので、ぎりぎり滑り込むのが1番「賢い」です。また、就職活動において学歴は思ったより重要です。学歴が高いとグループディスカッションでの説得力が増すし、エントリーシートは下手なこと書かない限り基本落ちません。受験期での努力で人生がほぼ決まるんですよね。現場、行ってる場合ですか?

関関同立未満私立の場合

高校生、まだイメージ湧かないかと思うのですが、就職活動を通して、学歴フィルターはここにあるんじゃないかなと思いました。大手企業の選考でこのラインの大学の人はあまりいなかったです。関関同立、MARCH、難しく聞こえるかもしれないけど、おそらくフルコミットで勉強に取り組めば誰でも行ける難易度なんですよね。なぜここに学歴フィルターがあるのか、それは、ここぞというタイミングで真面目に努力できる人なのかということを判断できるからだと思います。今後のオタ活で、有給を取りたいなら、土日休みたいなら、貢ぎたいなら、一度考えてみてほしいです。このフィルターを越えられるかどうかで今後の人生が全然違ってくると思います。
現場に行くな、関関同立に行け。

指定校推薦の場合

クソ制度に感謝しながら現場に行きましょう。「努力」なんて必要ないのですから。その際、恥じらいを忘れてはいけません。あなたが私立を第一志望にできたのは、実家の太さのおかげです。

迷える受験生、そして妹へ。愛を込めて。

応援しています。指定校推薦関連のレスバも受け付けています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?