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[osu!taiko]北斗CUP ルール考察!
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北斗CUPのユニークなルールから、実際の試合がどのような流れになるのかを考察していきます!
ルールの概要
試合ルール
・2v2
・mapとmodを同時に宣言
・同点はpick側が敗北
・BAN無し
・先行1st pickはNomalからNM
トーナメントルール
・ダブルエリミネーション
・Ro16, QF, SFは BO9
・Finals, GFはBO11
・予選はNMx3, HD, HR, FMの計6譜面
試合ルール考察
北斗CUPは過去の大会TJNTと少し似ていて、それはmapとmodを別々に宣言する所です。
このpickルールはpickの幅を広げる事となり、両チームに戦略性を生じさせています。具体的には"自チームの苦手mapを敵チームの苦手modで選ぶ"などで、mapの奪い合いとなっているのです。
更に、今回はmod使用回数が両チームで共有なので、mapだけでなくmodの奪い合いにもなっています。
得意modでmapを奪うか、得意mapでmodを奪うか、と言うところがこの大会の戦略性となっています。
試合開始前のBAN pickは無いので、敵の得意を潰すことは出来ません。また、プール公開された時点で苦手は全て弱点となるので、練習するしかありません。プールの傾向が偏らないようにお祈りしましょう。
同点の場合はpickした側が負けになります。両チームに点が入るルールだとそのルールが格下側の武器となって面白かったのですが、北斗CUPでは負けた方が次のpickを選べるというルールなので、良い調整だと思います。ただ、TJNTのように格上相手に同点で思い出の1点を取るという事ができません。悲しい
mod使用回数による試合への影響
modの使用回数が共有なことによって、mapだけでなくmodでも奪い合いが起こります。先攻は強制的にNMからのpickになる上に、同点のルールと合わせて考えると先攻の有利はmapのpickのみと言えるでしょう。ですが、そもそも後攻なんてものは無いので、先攻後攻で戦略を大きく変えるなどは考える必要がなさそうです。ただ、その分だけ、相手のpickを拾う事と自pickを必ず通させる事のために、相手と自チームの分析が必要になってくると思います。
また、このルールはかなりシビアです。弱者側の武器となりやすいFLやEZの回数が一回なので、例えば格上がFLを消費しようと適当な譜面を選んだとき、もし弱者側がそれを別のmodで練習していたという場合に、その時点でmapとmodの陣取り合戦では絶望的な戦況となってしまってしまいます。FLと対を成すDTは弱者側に消費する手段が少ない事もまた向かい風となっているでしょう。
だから、この大会では練習している譜面を気取られるのが致命傷になりかねません。バレるだけでそのpickが使えなくさせられる恐れがあるのです。
こう見てみると、TJNTのBANとCtMは戦略の最低保証といった役割があったのかもしれません。
試合の流れ
先攻後攻決め
ウォームアップの後に、!rollの数字の大小で決めます。
数字の大きい方が強制で先行です。
1st pick
先攻がmapを決めます。そのとき、mapはNormalから選ばなければならず、modはNM固定となります。
2nd~ pick
1st以降は、負けたチームがpickを行っていきます。
ここからはmodを自由に選択できて、あとはマッチポイントとなるまでこれを繰り返していきます。
両チームSSなどで同点の場合は、pick側の負けとなります。
タイブレーク
基本的なルールと同じです。同点の場合はもう一度タイブレークをプレイします。
まとめ
TJNTと比較しながらの考察となったのですが、実際の試合がどのような傾向にあるか想像が難しいです。
私見を話せば、TJNTと比べると序盤で強者が落ちていくことは減るでしょう。ルールがある程度わかりやすくて、わからん殺しみたいな事が起こりにくいはずなので。
それの良し悪しは置いといて、北斗CUPのルールでも依然としてジャイアントキリングの可能性が他の大会より高いのは間違いないです。私にとっては、ここが1番魅力的です!
みんな、出よう❣
過去にしゃろんさんと一緒に書いたTJNTの考察もあります!1人で書いたこの記事より具体的なので、良かったら参考までに読んでみて下さい。