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なぜ、大人数が苦手なのか?内向型・HSS型HSPの分析結果

「この空間に居るのしんどい」
「早く帰りたい・・・」

先日、とあるコミュニティ活動(ボランティア)に家族で参加した。子どもから大人まで30人以上の家族が集まる場だった。

わたしはここで久しぶりに心を閉じた。

本来は移住者同士のコミュニティ。楽しい場所であるはずが、とにかく帰りたかった。

泣くほど、しんどくなってしまったのだ。

この原因について、自己分析をしてみた。

さらにコーチングを受けることで
新たな気づきがあったので

記録しておこうと思う。

大人数の定義

まず、わたしが定義する大人数は
「3人以上」であることだ。

1対1の関係性ではない=大人数と捉えている。

え?たった3人で大人数?と
思う人もいるかも知れないが、

わたしにとっては3人でも10人でも
大人数であることに違いはない。

20人以上となれば
もはや「人混み」と呼んでしまうかも知れない。

そしてわたしは
大人数が大の苦手である。

内向型やHSPだと知ってから
より強く感じるようになった。


内向型の特性?HSPの気質?

なぜ、大人数が苦手なのか?

それは内向型の特性やHSPという気質が
関係しているかも知れない。


人と会い、話すことで
元気になる外向型とは異なり

内向型は基本的に1人でいることで
エネルギーチャージをする特性がある。

その反面、「誰か」がいると
相手に向けるエネルギーが必要になる。

しかもHSPという感受性が強く
刺激に敏感な気質があることで

より相手に対するアンテナが立ってしまうのだ。

それが1人であれば
エネルギー消費はそこまでではないが

3人以上となると、かなり疲弊してしまう。

そのため大人数の集まりには
もともと、避けていた。


なぜ、参加したのか?

今回の大人数イベント。

本来であれば

よほど行きたい内容でない限り
自分から積極的には参加しない。

それでも参加を決めたのは
夫に誘われたことがきっかけだった。

「このコミュニティに家族で参加しない?」
そう誘ってくれたのだ。

正直、誘われたこと自体は嬉しかった。

一緒に行きたいと、楽しみたいと
思ってくれていることが純粋に嬉しかったのだ。


だから

家族で参加するのなら。

そう思えたことが
覚悟を決めた理由だった。


だが、それ以上に
行った後の「裏切られた感」が強かったのだ。


まさかの裏切り

コミュニティ活動の参加当日。
現地に着いた途端、別行動になった。

夫は1人でボランティア活動に
参加し始めたのである。

わたしはまだ1歳半の娘を抱っこしながら
唖然としてしまった。

「え・・・?」

1歳半の子を抱っこしながらの作業は
流石に厳しいものがある。

仕方なく設備されている
キッズスペースへ向かった。

そこには他にも子どもたちがいた。

だか、基本は小学生くらいの子で
親が作業で不在でも1人で遊べる子達ばかり。

子を見守る母はわたしだけだった。

入れ替わりで2歳前後のママさん達もきたが
短時間で撤退しているようだった。

ずっとそこに置かれている私は
とにかくアウェイ感、
置いてきぼり感がすごかったのだ。

「わたしはなぜここに居るのだろう?」
「何の役にも立たないで」

気づくと、知らず知らずのうちに
マイナスな言葉で自分を痛めつけていた。

よくないっとわかってても
痛めつけても何も変わらないとわかっていても

それほどに悔しかったんだと思う。


大人数が苦手だと感じる本当の理由

これについて自分で深掘りした結果

本当は

わたしも夫と同じように活動に参加したかった。
参加しているからには人の役に立ちたかった。

つまり

「そこに居る意味を見出したかった」
というところまでたどり着いた。


同じ空間を楽しんでいる感覚。
ここに居てもいいと感じられる安心感。

これらが満たされない
「大人数」がイヤなのである。

逆に言えば

気のおける仲間や同僚との集まりなど
自分自身が心地よい状態でいられるのなら

例え大人数でも、ちゃんと楽しめるのだから。


そのあと

コーチングを受け
新たに気づいたことがある。


それは

家族3人で行動したかった。

ここである。

家族で参加しよう!と誘ってくれたのに、
着いて早々別行動という手段を取られたこと。

当たり前のように家族が切り離されたこと。

それがとてつもなく絶望的で
イヤだったのだ。


悲しみの言語化でわかったこと

今回の活動で

わたしが大切にしている今の価値観が
明らかになったなと感じた。

「役に立ちたい」という気持ちと
「家族で楽しみたい」という気持ち。

これらが満たされなかったことが
悲しく、虚しく、悔しかった。

だからきっと、
これが今の自分にとって大切にしていること。

大事な「価値観」であり、
守るべき「自分軸」

それができない場であるなら、
参加しない選択が必要になる。

そして

それができる場なのか否かを
事前に調査しておく必要があると今回学べた。

夫婦での話し合い

自身で気づいたこと、
コーチングを受けて気づいたこと。

今回の件を伝えたうえで
夫にこう質問してみた。

「なぜ、すぐ別行動を取ったの?」

すると
「ボランティア活動に参加したかった」
「君にはママさんたちとも楽しんでほしかった」

という答えが返ってきた。

夫は夫で
考えや想いがあったのである。

だが、わたしは自ら友達をつくるタイプだ。
いいなと思う人がいれば自分から話しかける。

もちろんそれは
「友達をつくる」という目的があるときだけ。

今回のわたしの目的は
「家族で参加すること」

別に、友だちづくりを
したかったわけではない。

だから

個別で楽しみたいんだったら
別に家族で参加しなくてよくない?

わたしすでに多くのママさんと楽しんでるよね?
1人でも行動できるの知ってるよね?

ということを伝えたら
腑に落ちたようだった。


夫婦での話し合いの結果、

家族で参加するなら
3人で行動できるものであること。
(お子がいても問題のないもの)

一緒に行動ができないものなら
個別に参加すること。

という約束に。

これらが明らかになって
心がスッキリしたのだが

それに加えて
価値観の共有って大事だな。


そんなふうにも思った。

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