2023年もありがとうございました
こんにちは。こんばんは。
はやとです。
2023年も終わるらしいので、
少しだけ今年を書き残すことにしました。
毎年思うけど、年の変わり目に何か残さなきって
焦燥感に駆られるこの感じなんなんだろ。笑
人生で一番長い一年だった気がします。
カレンダー見返しながら、今年の出来事まとめ。
僕がどんな感じで生きてるのかわかるかも。
1月
親の仕事を手伝い出した。
経済的に、人間関係的にお父さんが
仕事を辞めるか辞めないか瀬戸際で、
だからというわけじゃ無いけど、
お父さんが働く教会の手伝いをする様に。
その裏で、一月末に沖縄から北海道の学生を30人、東京のとある廃校に集めて擬似的なタイムトラベルをする企画をリーダーとして実施。
これはほんとたのしかったし、運営が優秀かつアホでやり甲斐もあった。感謝感謝。
学校に通っていた世界線の自分と、教師をしていた世界線の自分が知れて、だいぶおもろかった。
同時に、林間合宿という大学生のキャリア教育をする合宿企画と、ガチ文化祭という別の廃校イベントの運営に入って、仕事量と責任と自分の出来ななさを痛感して、人生で初めてキツすぎて泣く。思い返すととてもいい涙。レベルが3くらい上がった。
辛い経験とか、自分の状態が明らかに悪い瞬間って、その時点では辛いだけなんだけど成長に欠かせないものだったりもするから、無理する期間が20代前半はたくさんあっていいと思う。
2月
アトリエシェアハウス、ホワイエの物件契約。
愛ある表現者の卵たちが、自分の拘りを護れる
そんな秘密基地みたいな場所を目指して、大阪の住之江区という場所に、3LDKの場所を契約。
人生で初めて自分名義で物件契約。マジで大変やった。物件探しの時点で、ルームシェアできる場所が少なすぎて萎えたし、そもそも契約とか書類とか本当に苦手なので、ガチで大変だった。
けど、一年前から準備していたコンセプトや設計、予算を全てぶつけてみるのはすごく楽しくて、想像が現実になっていく過程にすごくワクワクした。また新しい場所を0から創りたい。
3月
人生で初めて、高校で授業する。
高校生に、自分の未来を考えよう、的なワークショップで起業家・フリーランスのメンターとして関わらせてもらい、初めての高校に何故か教師側で足を踏み入れました。
高校生の頃から、愛のある表現者が排出され
続ける学校を作ることが夢だったけど、
学校という場所に足を踏み入れて、
学校の創設者の思想や教育哲学は、
数十年で廃れてしまうことがわかり、
悲しさと同時に教育に求められるものや
時代の移り変わりの速さを感じた。
教育事業はいつかやるけれど、
少なくとも20代ではなさそう。
行ってみないと分からない気づきだから、
行けて本当によかった。
奈良に新しく出来た巨大なアート拠点の
オープニングパーティに呼んでもらい、
楽しんだその足でガチ文化祭に行って、
3日間ステージ音響を担当。同時期、
お父さんの仕事がちょうど佳境を迎えていて、
2泊3日のイベント中に
2回家に帰えらせてもらった。
体力もメンタルも終わりすぎてて、
あんま記憶がない。笑
けど、言いようのない達成感と、
結果的にやり切れたから良かった。
その節で迷惑をかけた皆さん、
本当にスミマセン。
そしてありがとうございました。
文化祭マジック。
4月
ヨーロッパの税金の仕組みに感動して、
兄弟と家の銀行を作ってみた。
簡単にいうと、上の兄弟が下の兄弟に出資をしたり、人生経験を深める為に使える予算を用意。兄弟のマネーリテラシー向上的な面もあって、結果、小学から高校生の兄弟たちが、PL/BS、損益計算書と貸借対照表を書くようになったり、自分の制作物を人に渡して物々交換をしたり、小さな経済圏が誕生。2024年にはショップも作る。
これからが楽しみ。
少年PJと共同で、「UNIQ」設立。
「若者の可能性を表現で広げる」
を軸に、5人のメンバーとスタートさせ、
ヤタちゃんがアートキャンプ、はるなが無人島でフェスをやりたいって動き出したのも多分この辺。
5月
淡路島の洲本市で巨大な古民家ヤマイエを契約。少年PJ本格始動。
少年PJの軸は、エンターテインメントを通して人々に生きがいを届けることで、具体的なビジョンは、山に人が生き返るテーマパークを作ること。
借りた古民家は、MVP(Minimum Viable Product)として
いろんな企画を作ったり、住んだり、エンタメやアートの実験を繰り返す拠点として運用を開始。僕は大阪に住みながら、月2回淡路島へ、月1回は東京へ通う生活がスタート。
もう一つの出来事としては、1月に初めて出会ったヤタちゃんと、第一回アートキャンプを開催。
アートと呼ぶには稚拙なのかも知れないけれど、人が自分の個性や好きだったことを思い出し、表現し、それを誰かに届ける循環は堪らなく美しいと感じたし、
社会に揉まれ始めて、どう生きていくのか悩んでいる大学生が子供の頃持っていた個性や好きを取り戻して、仲間と繋がってゆく光景は本当に大切にしたい。自分がリーダーをしなくても、この空気瞬間を仲間が作り上げてくれることに感動したし、ヤタちゃん、あっちゃん、りょうがには感謝しかない。
6月
なかじまはやと 21歳になる。
たくさんの人に祝ってもらいました、、、、泣
改めて幸せ。
これといって何をしたとかはないんだけれど、
相変わらず淡路島に行ったり東京に行ったり文章を書いたり。なんか良いインプットの時期でした。
7月
UNIQ韓国ツアー実施。
韓国は日本の数年先を進んでた。
町中に電動キックボードが転がり、
セグウェイみたいな乗り物で街を走り回っていたり、自動運転バスが走ってる。
アート、エンタメ、モビリティ領域は
確実に日本の先にいそう。ちょっと舐めてたし、全然日本より発展してて焦った。
片道5000円でいけるから、暇な人はぜひフラッと行ってきて欲しいな。おすすめはチェジュ島です。
三重の伊勢市で街作り合宿を開催。
5年間に渡る街作りプロジェクトplayfulの解散。最後の街作り。
18歳の頃からお世話になっていたアーティストや起業家が集まる、人が生き返る街を作るプロジェクトの解散記念街作り合宿があった。
三重の海辺にあるリゾートを貸し切り、
それぞれのメンバーが好きなことや得意なことを持ち寄ってgiveに溢れた街を形成した。
食を囲んだり音楽をしたり、BARやライブペイント、遊び心に溢れながら、それぞれビジョンにストイックに生きる人たちで、青春の多くをここの仲間と過ごしたし、本当に成長させてもらった。
解散というとネガティブなイメージになりがちだけど、全くそんな事はなくて、すごく前向きかつ綺麗で美しい終わり方だった。
playfulがなかったら今頃どうなってたかわかりません。
8月
圧倒的夏休み。
熱海旅行に行った。
美味しいものを食べて、海で遊んで、
線香花火を眺めて、なんか夜まで語り合って、
花火大会も行ったし、なんかまじで夏休み溢れる時間を過ごした。旅ばっかしてたけど、旅行っていいなと思った。大好きな人たちと過ごす時間は本当に豊だし幸せ。
ロッキン参戦
何気に人生初夏フェス。
死ぬほど暑かったけど、それより音楽が熱すぎた。RADWIMPSを生で見て、いきものがかりやクリープハイプ、マカロニえんぴつとか、
音源でしか聞いたことのなかった音を全身で浴びる。
ステージの規模や音響設備がすごくて、
そこに目が吸い寄せられ続けた。
あんなエンタメ体験を設計し創って
届けるのはどんな気持ちなんだろう。
ちなみに、ロッキンの発起人は
音楽を聴くのが好きなだけの素人で、
何も分からないなりに10年間かけて
今のロッキンに成長させたらしい。
すごく希望のある話だし、想いと設計が重なれば実現出来ないことなんてそんなにないなと改めて感じた。
2年ぶりくらいのライブハウスでライブ。
友達のアーティストのサポートメンバーとして
ライブに呼んでもらい、バンドメンバーとしてベースをした。楽しかったしプレイヤーとしての自分も大切にしたいなと思った。
アートキャンプ2回目
淡路島の古民家で、2回目のアートキャンプを開催した。少しずつ自分の手を離れて、
ヤタちゃんの個性や遊び心がより強く発揮される感覚。
人の個性や魅力、内側から溢れ出す色彩。
余す事なくその場に伝播させて、生きがいレベルの感動体験を創る。
もう少し砕くと、愛ある芸術や音楽、食や言葉を通して、人の優しさが溢れる空間を創っていきたいし、生きていて良かったと思ってもらえるような瞬間を届ける。
顧客が「あの瞬間に戻りたい」と思った時に、
戻って来れる居場所が存在する世界にしていたいし、その居場所の数が増え続けるような生き方をしたいなと。わかってはいたけれど、
改めてそんなことを痛感する時間だった。
ホワイエ移転
住之江区で立ち上げたホワイエを8月に移転。
天王寺5LDKの、アクセス面、広さの面でも
グレードアップ。この時引越し手伝ってくれたりゅうせい、りょうが、あっちゃん、そうちゃん、もえ、もみじには感謝しかありません。ありがとうな!!!
9月
はるな筆頭に無人島フェス実施。
雷雨レベルの雨をイベントの24時間だけ晴らせ切った。リアル天気の子。神様ありがとう笑
これまでたくさんのコミニティや先輩方から
受け取ってきた文化や空気感を、下の世代が受け継いでいるのを見てエモかった。
結局、作り手に回るのは消費者側の何倍も大変で、辛いことも上手くいかないことも力不足も痛感するし、一つのやりたいことを実現させるために、その10倍のやりたくない事と向き合わなきゃいけない。
だからと言って消費者として楽に生きることを選びたくはないし、周りの仲間にも、出来る事なら一緒に作り手側で立っていて欲しいなーと思ったり。
自分の思い描いたものが実現していく過程の
高揚感や、自分たちの作り上げたもので、
人々を感動させれた時の感覚と終わっていく儚さ。苦楽を共にした仲間としか共有できない裏側の数々。
挑戦し続けるのに十分な理由が揃う事なんて一生無いし、そもそも人生に正解なんてないのかも知れないけれど、愛や優しさの溢れる表現者たちと共に悩み挑戦すること、眠っていた個性や魅力を引き出すこと、面白くて美しくて自由な世界を見ていたいと思ってしまう、そんな夏休みでした。
10月
2024年の準備開始。
京都に拠点を創りたく、京都の人との関係構築と、どんな人がいるのかのマーケティングで毎週京都に通う生活スタート。
直島アート巡りに行った。めっちゃよかった。
回りきれなかったから2024年もっかい行きたい。
うみぞら竹あかり・ブランコ制作。
淡路島と京都で事業展開している株式会社海空さんと、少年PJ共同で淡路島のビーチに巨大なブランコを出現させた。5日間土木作業をして、淡路島や島外の事業者さんと竹を使ったイルミネーションを制作したり、ブランコを立てたり、BBQで交流したり。体力使い果たして寝袋潜り込むのが最高に気持ちよかった。
そのままガチ文化祭に合流。
今回もステージで主に音響をした。
演出的な機材が3月から鬼のように増えて、
スモークを出したりレーザーライトを当てたり
めちゃくちゃ楽しかった。
体力使い果たして帰りの車で運転しながら寝落ちかける。
11月
毎週京都通いと、淡路島、東京行き。
この辺はルーティーンワークになって、
あまり改めて書くこともないけど、写真で日常を少し振り返り。エンタメのインプット盛りだくさん。
アートキャンプ3回目の開催。
ヤタちゃんのひとり立ち。
プロダクト文化の成長を感じた。
ああ、これがアートキャンプだよね、って空気が最初からある感じ。
書くと長なるけど、めっちゃよかった。
12月
少年PJの冬休み。
ジョイボーイ開催。
少年PJの特徴として、クリエイティブ力よりも、経営やプロジェクト運営的なスキルを先に伸ばして、その基盤を持ちながらクリエイティブを後から伸ばす、という構想。
だから、最初は全くと言って良いほどデザイン、クリエイティブ、アート的な能力は無くて、今も足りないところだらけ。クリエイティブだけを突き詰めているクリエイターや、表現だけを突き詰めているアーティストからすると、物足りなかったり、次元が低く見えるかもしれないけど、成長し続ける為の予算と時間と育成力があること、持続可能な基盤を元に、自分たちが面白いと思える、プロダクト作りや設備投資をトライアンドエラーで試しながら進んでいます。結局その過程が1番楽しいんよね。
クオリティや表現の次元は妥協したくないし、しないけれど、満足いくところに行くまでは時間がかかりますので、気長に時々見に来てもらえたら嬉しいです。
あと12月は体調崩して大変でした笑
ここまで読んでくれた人がいたら感動ものです。本当にありがとうございます。たくさんの人に支えられ、応援され、走り切った一年でした。特に、少年PJのメンバー、ホワイエのメンバーには助けられたし楽しかったなぁ。感謝。
来年も遊んでね!!!
来年について
せっなくなんで、
来年の目標やビジョン的なものをしれっと。
①京都に新しく拠点を創ります。
表現者たちが芸術と資本主義社会の二つの世界で自在に飛び回るためのハブ作り。
予定では秋オープンですが、もう少し早まるかも。僕自身も、好きなものや作りたい世界観そのままを空間にしたいなと思っています。
京都は
芸術活動に対する支援が手厚いこと。
スタートアップ的な文化が強いこと。
海外のリソースが集まりやすいこと。
最高なので毎週通ってリサーチを重ねています
②ヨーロッパのお城行ってきます。
夏頃に、ヨーロッパの古城をエアビで借りて泊まってみる予定。最終的に、芸術家とお城で暮らして表現活動をしたり遊んだりする生活をしてみたくて、いきなりお城は買えないのでとりあえずエアビで借りるところから始めます。
みんなやりたいことを先延ばしにするけど、
リゾバ2ヶ月とかいけばこの規模の遊び、
挑戦ができるから20代前半はもっと動いていいと思うんだよね。
③
少年PJついに法人化………!社会でもっとおもしろい遊びが出来るようになります。楽しみ。
他にもありますが、とりあえず今の所決まってる大きめな予定です。お城行きも、京都計画も
気になる人はきいてくださいな。
何か関わって貰えることがあるかもしれないし、僕が手伝えることがあれば、逆に声かけてください。動いてる様に見えて、みんなが思うより何倍か暇だと思います。
そんなこんなで!今年もお世話になりました!2024年もよろしくお願いします!!