敵をつくる。

敵をつくる。

ここでいう敵を作るとは、

味方を作ると言うこと。

立場を明確にすること。

組織の中で、目標の定義と意思を揃える事。

反対の意見を持つ人を明確にすること。

意見のない人は組織の中に、

居ても居ないのと同じになってしまう。

自分の軸を持つ。

全員に合わせ動くのを辞める。

明るいようで、仲間が多いようで、

待つのは孤独。

無意識に人を傷つけ、

人に見せる面に矛盾が生じて、

深く関わった人から順に信頼を失う。

周囲の情勢ばかり気にして、

自分で決断できず、

どんどん日和見主義になる。

筋を通すのが極端に難しくなる。

共創して生きることより、

薄く広く人と関わることしかできなくなる。

悪い印象を与えないように、

要領よく人と関わるのは良い。

それはきっと素敵なこと。優しいこと。

愛がないとできないこと。

人はわがままでいいし、そういうもの。

でも、だからこそ、

その感情と誠実に向き合わないといけないと思う。

周りに合わせれる限界点が到達した瞬間に

急に離れたくなる矛盾が顕在化し

関係性を自分から消す。

合わない価値観、人や環境からは離れる。

離れずにいるから、離さずにいるから、

ズレが大きな歪みになって爆発する。

傷つける。急に信頼を失う。孤独になる。

できるのであれば、きちんと向き合う。


少し話のテーマは逸れるけど、

「感情の損」を取れる様になれたら素敵。

感情の損とは、簡単に言うと

目標のために辛いけど頑張ることや、

悪口を言われながらも、

自分の好きな人を守る正義や、

何かを犠牲にして何かを守ること。

人としての深みを手に入れること。


無意識に働く防衛本能のまま、

言葉を発するのを辞める。

相手の前では相手の思う自分像を演じて、

居ないところでその毒を吐く習慣は、

想像力に欠けた言葉の刃を

振り回すことと同義。


距離が近くなるほど、活動範囲が被るほど、

共通の誰かが犠牲になり、

胸が締め付けられる。

自分の毒もいつかどこかで

吐かれるであろう不安と不信。

共感性が高い性質なので、僕はそう感じる。



感情を出さない訳ではなく、

自分の感情と、現象としての物事の背景。

難しいけれどどちらも大切にしてほしい。

しなやかで強い軸を持ってほしい。

丸く優しく尖っていてほしい。

敵を作れるようになってほしい。






ここまで読んで、それでも

自分には無理だと思ったあなたへ。




大丈夫。



「もう2度と晴れなくたっていい

 青空よりも俺はひながいい

 天気なんて狂ったままでいい」


そう思える瞬間や人、空間、仲間。

大切な何かができた瞬間から、

あなたはきっと大丈夫。


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