クラスターカップ 予想

■有力馬の考察
まず、今回は地方馬は厳しいと見ている。一番強そうな地方馬はスペシャルエックスだが、去年の兵庫GTは内でうまく立ち回った上で斤量59.5㎏のケイアイドリーに力負けしているので、メンバーレベルが上がるここでは苦しい。
よって、中央馬5頭の考察のみを行い、印をつける。

・ドンフランキー
重賞2勝かつドバイで2着と、実績だけは断然。
展開が向いたという見方もできるが、そもそも短距離の逃げ馬は展開が向きやすい。
地方の馬とはスピードが違うので、ここでも単騎逃げが可能。
5か月の休み明けが不安要素と言えば不安要素だが、大きく崩れることは無いと見ている。

・クロジシジョー
今年に入って徐々に力をつけてきている。OPで2勝した後、初の地方交流重賞で後方から上がり最速の2着。ただし展開は若干向いた。
ペースが上がると必ず突っ込んでくる馬。ただ、今回はそこまでペースが上がらなそうではある。そうなると他の馬を上に取りたいところ。

・ケイアイドリー
そこそこ先行力のある先行馬。海外遠征では力を出せなかったが、相手が強かった。
海外でもそこまで大崩れはしていないし、兵庫GTでは59.5㎏の斤量を背負って2着と、まだ衰えは感じない。
今回は斤量55kgで出られるし、先行力はある方なので、前残りの展開になれば面白い。また、不良馬場だと結果を残せていないので、良~稍重くらいの馬場になれば。

・コスタノヴァ
ダートで6戦5勝と2着1回。全く底を見せていない。
襷Sでは向こうが59㎏の斤量を背負っていたとはいえ、エンペラーワケアに0.2秒差をつけた。この時の3着以下も決して弱い馬ではないが、1秒以上の差をつけている。
この馬とエンペラーワケアは将来的にG1級競争でも十分勝負になる馬と見ている。出遅れ癖があるのは気になるが、先行力はあるので距離短縮は対応できそう。

・ジレトール
1400ではOPクラスで頭打ち状態であったが、距離短縮して1着2回、3着1回と本領発揮できるようになった。
距離短縮後は差す競馬で好成績を上げているため、今回もそういった競馬を選択すると見ている。そうなると届かない可能性が高いが、前回武豊が騎乗した天王山Sのように、ある程度前目につけられれば頭が見えても。

■印
◎コスタノヴァ
将来的にはフェブラリーSやかしわ記念、さきたま盃辺りが視野に入ってくるような馬。地方の馬場が合うかは分からないが、先行力がある馬なので、1200にも十分対応可能と判断。斤量54㎏なら突き抜ける。
○ドンフランキー
トップハンデの57kgかつ海外帰りの休み明けだが、実績断然で恐らく単騎逃げが可能。軽視はできない。
▲ジレトール
◎○は強いが、この馬も1200mでは十分重賞級。位置取りが後ろ過ぎなければ。
△ケイアイドリー
近走不振は相手が強すぎた。良~稍重くらいの馬場なら巻き返せる。
抑:クロジシジョー
正直あまり強くはない。3着まで。

台風の影響が分からないが、不良まで行くなら△は消してもいいかも。
ドンフランキーも強い馬だが、コスタノヴァやジレトールも底を見せていないので、3㎏の斤量差があるここは足を掬われてもおかしくない。
◎-○▲-○▲の3連単が本線で、△と抑を3着に置いた馬券を買うかはオッズ次第。





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