エルムS 予想 ~実績馬を侮るなかれ~
週中予想は以下。
週中予想(エルムS、札幌日経OP)|はくりん (note.com)
ドゥラレジリエントが除外され、強い差し馬不在になった。また、中堅どころの先行馬であるサーマルソアリングやサンテックスも除外された。そのため、前の馬を軽視する必要性は結果的にそこまで無いのではないかと考えた。
ミトノオーとプロミストウォリアという、強い逃げ馬が2頭いるのは気がかりだが、プロミストウォリアは1年の休養明けで、2勝クラスでは番手からの競馬をして勝っているため、そこまで無理をしないのではないかと見ている。人気薄には差し馬が多く、そうなれば前の人気馬で決まってもおかしくはない。
逆にこの2頭は競り合えば後ろの馬にもチャンスはあるが、多くの馬券購入者が同じ考えをしているため、差し馬のオッズは全体的に渋い。函館でOPを勝っただけのナチュラルハイが重賞勝ち馬たちと同じくらいのオッズになっているが、自分は展開が向いても少し足りないんじゃないかと思っている。
そこで、今回は前がそこまで競り合わないことを前提に予想を組み立ててみる。
■印
◎ドゥラエレーデ
極端な前崩れになったフェブラリーS以外は、メンバーレベルが高くなっても大崩れしていない。今回も極端なハイペースにならない限りは大崩れしないと見ている。
展開にやや恵まれたとはいえ、ダート古馬G1で3着2回はこの中に入れば明らかに格上。
○ペイシャエス
先行争いが激化しないという前提で買いたい穴馬はこれ。
マーチSの内容はミトノオーの作るレースを先行して3着と悪くない。ミトノオーとの着差を縮められなかったのはマイナスだが、4着以下とは差をつけており、OP馬の中では上位であることを示した。
3歳時は重賞戦線で強い相手と戦ってきた馬であり、4歳になってからは不調が長引いたものの、最近は復調気配を見せつつある。
今回は行きたい馬を先に行かせて、好位からの差しを狙いたいところ。
▲ミトノオー
楽逃げ出来るかできないかだけ。楽逃げ出来れば残る。
ただ、マーチSの内容を見る限り、一線級とは少し力の差がありそう。ドゥラエレーデ辺りには差されてしまう可能性が低くないとみて3番手評価。
☆プロミストウォリア
1年の休養明けがどうかだけ。馬は強い。
ミトノオーとは枠の差で恐らく番手からの競馬を選択することになると思う。それでも通用するかが鍵。
例年以上に実績馬が参戦してきており、函館組ではやや力が足りないかなという印象。(週中予想でも1着候補に置かなかったのはそのため。)
基本的には◎○の馬連とワイドでいいかなと思っている。ドゥラエレーデの単勝は買いづらいが、ペイシャエスの単勝は20倍つくなら少し抑えてもいいかも。
3連系を買うなら相手を広めに買ってもいい。