何者でもない

今年の頭、ニートをしていた時の下書きがあったので、せっかくなので記事にしようと思います。

最近、自分は何者なんだろうと、漠然な疑問を抱きます。

今年1月に前職を退職して、今無職、ニートです。
働きたくないわけではなくて、むしろ働く意欲はすごくあるのです。
毎日何もせず1日を過ごすのはなかなか焦ります。

前職は、未経験でウェブデザイナーとして入社した広告代理店で、
なんだか自分の実力のなさを痛感したり、毎日組織への不信感が強まったりで、続けていてはダメな気がして、思い切って退職しました。

そもそもなんで過酷とわかっている業界に未経験で飛び込んだのか。
多分、自分に自信がないから、周りに認めて欲しいから、よく見せたいから。

よくあることだけど、28歳。30目前で、結婚している人、結婚していない人に分けられる（自分でカテゴライズする）。
結婚できないことに対しての焦りももちろんあるけど、同じ時間生きてきて、結婚せずにじゃああなたは何やってたの？って思われそうで、その言い訳を探している。
私の答えは、「仕事に生きてた」。
もちろん、そんなこと誰にも言われないし、私も別に誰かに対して思わないし、「仕事に生きてた」なんて言ったことない。し、私の仕事振りなんて、普通もしくは普通よりできないと思う。
今ウェブデザイナーやってるって誰伝えでもいいから届けば、なんか許される気がしていた。のだと今思う。

でも、1年経験して、29歳になって、やっと気づいた。周りは私が結婚してようがしてまいが、なんの仕事してようが、興味なんてほとんどない。
だって自分の人生で手一杯だもの。みんな。
そりゃそうだ。
私だってそうだもの。
でも、仕事を辞めてニュートラルな頭で思うのは、じゃあ私は何がしたいんだろう、どうなりたいんだろう、これだけは譲れないものは？これだけは成し遂げたいものは？

毎日面接でそんなような強い意志を聞かれたり答えたりするけど、
本音のところ、どうなんだろう。

よく聞くけど、なんでもない人生なんかな。
なんでもない中に、変化と彩りがある人生かな。

私のニート生活はいつまで続くやら。