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北海道旅行② #1 船で行く北海道

私は2014年から、毎年一度夫婦で北海道を訪れている。

しかし去年からはこのご時世で旅行ができていないので、これまでの北海道旅行の日記を、今更ながら書いてみることにした。

(1回目の写真が行方不明のため、突然2回目の日記からとなる)


1日目:船で北海道へ

2回目の北海道は、2015年の9月だった。

交通手段は船。茨城県の大洗から商船三井フェリーで約18時間の船旅である。船旅は初めてだ。

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大洗から北海道への便は、夕方便か深夜便(0時過ぎに出発)の1日2本しかない。今回は19時頃に出発し、翌日の13時頃に到着する夕方便を使用した。

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出発はちょうど夕食の時間だ。食事は外で食べてから来てもいいし、お弁当を持ってきたり、船内の売店で何か買ってもいい。

乗船開始後すぐに船内のレストランもオープンする。別料金となるが、何も用意していなかった私たちはバイキング形式のレストランで夕食をとった。大型のフェリーはほとんど揺れを感じず、食事も快適だった。

夕飯後は船の中を見て回ることにした。

ロビーでは、おそらくこの船ではじめて会ったであろう旅行者同士がお酒を片手に楽しそうに盛り上がっていた。

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個室の客室にはテレビ、あとは共用の施設として映画館や、大浴場があるようだった。売店では、お菓子やお酒も販売している。ロビーに漫画・小説の貸し出し本棚もあった。

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品揃えはなかなかマニアックである。

海上は電波が入らず、外は真っ暗で何も見えない。一通り船内の散策が終わった後、翌朝に備えて早めに就寝した。


2日目:花火大会へ

翌朝、日の出前に起床した。水平線から昇る朝日を見るためである。

薄暗いうちに甲板に出ると、同じ目的で何人かすでに待機していた。しばし皆で明るくなるのを待つ。9月といえど早朝の海上はかなり寒かった。

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幸いにも水平線上に雲はなく、きれいな日の出の瞬間を見ることができた。

日が昇りきると、一面の青い海にやっと船旅をしている実感が湧いてくる。

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海が荒れていなければ、甲板には自由に出ることができる。朝食は、また船内のレストランでとった。

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朝食後に売店でワインとプラスチックのグラスを購入し、残り時間はのんびり海を見たり昼寝をしたりして過ごした。

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時間通り13時過ぎに苫小牧港に到着した後、すぐに札幌行きのバスに乗った。苫小牧港から札幌駅までは1時間半ほどかかる。

札幌についた後はラーメンを食べ、札幌競馬を観戦し、六花亭本店でバターサンドアイスを食べる…

などという予定を細かく立てていたはずなのだが、北海道の予想外の寒さに上着を購入したりしていたら、ラーメンを食べ終えた頃にはすでにホテルのチェックインの時間になってしまっていた。

ちなみに札幌駅ビルのら~めん共和国で次郎長の味噌ラーメンを食べた。

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結局その他の予定を消化できないまま、急いでチェックインをすませ、急いでまた電車に乗る。

夜には、札幌市郊外のモエレ沼公園で行われる花火大会を見る予定もあったのだ。

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私の写真を撮るスキルがかなり低いが、花火自体はきれいだった。

しかし前日雨だったため座席(地面)がひどいぬかるみになっており、また人出もかなりあり、とても落ち着いて鑑賞できるものではなかった。

帰りもまた、集まった大勢の観客が一斉に帰路につくのだから、交通機関が大混雑して、市街地に戻るまでにかなりの時間を要した。

すっかり疲れ果ててしまった私たちは、ホテルに戻る前に何か食べたいということで開いている店を探した。

深夜だったが、狸小路商店街の近くに営業しているラーメン屋があった。「薫薫」という塩ラーメンの店だった。

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メニューにあったR-41ラーメン(41歳以上限定のラーメン)がかなり気になったが、残念ながらまだその年にはなっていなかったため、普通の「潮ラーメン」を注文した。濃い目の塩味が疲れた体においしかった。

41歳以上になったらぜひR-41ラーメンを食べにまた訪れてみたい。


3日目:イメルア撮影地めぐり >>

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