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シンデレラを覚えてくれた王子様
シンデレラ。
怖い継母やお姉さまから王子様に嫁いだ女。
なぜ、シンデレラは継母らから逃げ切って王子様のところに行けたのだろう?
継母やお姉さまたちからの妬みを想像したら怖くて、怖くて、動けない、嫁げないと思うんですよ。王様命令でも。
ずっと、ずっといじめられて、刷り込まれているんですよ。
たとえ嫁ぐことが出来ても、心の根っこに残って幸せになれないんじゃないかな?
シンデレラの心には、継母たちの足かせがあるんじゃないかな?
と思うんです。
でも、それを振り切った。
そこには、王子様からの『愛』のまえに『感動』があったんだと思います。
舞踏会、たくさんの素敵な女性がいたのに、自分を覚えててくれた。
ガラスの靴をはいていた自分を覚えててくれた。
そう、シンデレラは王子様からの「記憶のプレゼント」に感動したんです。
その感動の大きさが、継母たちの足かせを振りほどくことになったのだと思います。
人は自分のことを覚えてくれた人に感動する。
王子様はシンデレラの名前を憶えてくれていなかったけどね。
(大臣たちは、名前を憶えてくれてた方が、探しやすかっただろうに。。。)