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江戸時代の絵図、かわいいところ探し


大分県佐伯市大手町の佐伯市歴史資料で現在開催中の特別展【絵図でめぐる佐伯藩の村と浦】に行ってきました。


絵図を見るのは初めてで、どう見て良いかが全く分からないけど知ってる場所があると嬉しいな….と思いながら入場。

館内は撮影可でした。常設で展示されているものは前半に、企画展の絵図は後半に配置されていました。


読み方全く分からないけど大丈夫かなと不安に思いながら、見始めること数分。「あ!ここ行ったことある!」「こないだ行ったとこだ!」と絵図鑑賞に夢中になっていました。

佐伯に引っ越してきて一年半、市内各地を取材してきたおかげで場所が分かったのと、江戸時代の絵図が現代の佐伯市とそう違わないことに感動。

絵図に書かれている文字を読むことに夢中になってるとだんだんと気分が悪くなってきました。上下左右関係なく文字書かれている絵図を読もうとして頭を傾けすぎたせいで酔ってしまったのです。そんなことある?

正面から撮影した絵図。逆さに撮った訳ではありません。

これ以上悪化しないように文字を追わず絵図全体を眺めていたところ、あることに気付きました。

「描かれている山とか家、かわいくない?」

集落でしょうか、周りを木々に囲まれた家が並んでいます。平面的に描かれた家々がかわいいです。集落の右下にある天神社立体的でミニチュア感があります。かわいい。

現在は埋め立らてられ島と陸が繋がっている弁天島

蒲江の猪串浦の弁天島にある弁天島天満社。
簡略化された鳥居の絵がかわいい。地図記号のよう。

他にも藁葺き屋根の家々や、竹や松の描き分け、描く人によって山や木の形が違ったりとかわいいがたくさん。


突発的に始めた「かわいいと思ったところ探し」のおかげで酔いも忘れて楽しく鑑賞できました。


絵図でめぐる佐伯藩の村と浦
場所:佐伯歴史資料館
期間 :10月19日(土)〜12月15日(日)9:00〜17:00
入場料:一般 300円 
↓詳しくはHPにて閲覧できます↓