8/13 蠍座 上弦の月
どうも、水星の申し子です。
2024年8月13日 00時18分頃、
蠍座で「上弦の月」を迎えます。
ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。
「何回も読んどるからエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。
それでは参りましょう。
「月」ってどんな星?
あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?
神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月
月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。
わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。
西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。
今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。
「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。
なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。
我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。
月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。
だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。
この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。
月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。
心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、
「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」
よく観察して、適切なお世話や躾をする。
これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話と躾をするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。
今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話と躾」を思い出して、
意識してみてください。
8月13日は蠍座で上弦の月
「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。
月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。
そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。
ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけですね。
では、チャートを見てましょう。
アセンダントは双子座、MCは水瓶座。
どちらも「風のサイン」です。
満月までの一週間は、
“動き”や突発的な変化がありそうな雰囲気。
柔軟に対応する必要がありそうです。
また、受け取る情報や知識によって、
流れが大きく左右されそうな印象も受けます。
幸か不幸か、スマホを開けば、
情報やニュースがリアルタイムに入ってくる
便利すぎる世の中を我々は生きています。
キャッチしてハッピーになる情報だけでなく、
不安や不快な気持ちになることも山ほどあります。
ちょうどお盆の時期でもありますし、
スマホから少し距離を置いて、
ご先祖様や見えない存在に感謝をする時間を
多めにとってみるのも良いように思います。
チャートルーラーの水星は、
「第4ハウス」にあります。
自分のルーツに想いを馳せて、
感謝の気持ちを伝えることで、
心穏やかに過ごす事ができそうです。
月は蠍座21度「職務を放棄した兵士」
自分の意志を強く持ち、
自分が「善し」と思えないことに対して
強く反発することを示す度数です。
月は「第6ハウス」にあります。
仕事や労働環境、健康管理のことで、
「義務ですから」「ルールですから」
と押し付けられることに対して、
拒否、反抗するシチュエーションが増えそう。
「自分の意思や理想を守って生きたい」
そんな気持ちが強まって、
社会の常識や決めつけられることに対して
挑戦的な行動を取る人も増えそうですね。
アセンダントに木星と火星が重なっていて、
前向きな勢いを感じます。
理不尽なこと、どうしても賛成できないことは、
自分の信念に従って強気のメンタルでいけば、
突破口が開ける可能性が高そうですし、
勇気ある行動が幸運につながりそう。
「NO」を言うチャンスを逃さないようにしてください。
月と葛藤の配置を描く太陽は、
獅子座21度「中毒したニワトリ」
不可能を可能に変えるパワーを発揮する
チャレンジャーな度数です。
人から「無茶だ」と言われても、
ちょっとハードルが高いことも、
頭から「無理」と決めつけないで、
果敢にチャレンジしてみてください。
そして、「これがしたい!」と思ったら、
即行動をすることもポイント。
火星と木星も応援してくれるはずです。
太陽は「第3ハウス」にありますし、
アセンダントは双子座。
チャートルーラーは水星です。
水星は、海王星・冥王星とで描かれる
「YOD」の頂点の天体でもあります。
第3ハウス、双子座、水星、
どれも共通したテーマを持っています。
テーマはざまざまありますが、
今回は最も身近な「言葉」をピックアップします。
ものごとを動かすために、
発展、成功に導くためには、
「言葉選び」「伝え方」が肝になりそうです。
「言っていることは正しいけど、もっと他の表現はないのかい?」
「悪いのは確かにわたしだけど、言い方ってあるよね、、」
相手の言葉のチョイスや伝え方次第で、
本来なら素直に納得できることが、
逆に反発したくなる、萎える、
相手に対する信用・信頼が無くなる。
そういったシチュエーション、
誰しも一度や二度は経験があると思うんですね。
もちろん、わたしにもあります。
じゃあ、それってなにが原因で起こるんだろう?
と自分なりに考えてみたのですが、、
相手がどう感じるかなんて一切考えずに、
正義を振りかざすからじゃないかと思ったんですね。
「わたしが正しい。」を、
悪気なく感情のままに振りかざして、
相手が不愉快な想いをしていることに気付けない。
しかも、悪気がない場合が多いからタチが悪い。
つまるところ、伝える側が“子供”だから。
「厳しいことを言うな。」「注意するな。」
と言っているワケではなくて、
表現の仕方、言い方ってあるよね、ってハナシです。
今回、上弦の月が起こる蠍座は、
信頼できる相手、愛する相手に対しては、
徹底的に尽くします。
味方にできればめちゃくちゃ強いんです。
逆に、一度、信用・信頼を裏切ったが最後、
許してはくれません。
感情のままに発言しないことを、
満月までの一週間でぜひ意識してください。
自分の正義だけを振りかざしていないか?
この表現や言い方で相手を不快にさせないか?
を考えてから、発言をしてください。
言葉を上手く操ることができれば、
ものすごく発展的な方向に物事が展開していきそうです。
大事なことなので、念を押して申し上げておきます。
どんなに正しいことを言っていても、
使う言葉、伝え方が“おブス”だと逆効果です。
どう伝えれば、相手が快く動いてくれるのか?
を考えてから発言することを意識しましょう。
以上!
beautifulな上弦の月をお迎えください。
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