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9/3 乙女座 新月

どうも、水星の申し子です。

2024年9月3日 10時55分頃、
乙女座で新月を迎えます。

新月のホロスコープを解説する前に、
まずは、わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月ですが、
わたしは、ただ美しいだけではなく、
ある種「取り扱い注意の星」だと考えています。

月とは「不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含め最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って具体的に何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」

わたしたちは日頃、
「感情をなるべくフラットに保ちたい」
と思いながらも、外部からの刺激につい反応して、
喜んでみたり、悲しんでみたりするものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

安心への欲求こそ、まさに「月」です。
月とは、“心の中に住む仔犬”をイメージしてみてください。

心の中でわんこがキャンキャン吠えたら、
つまり、感情が激しく波打ったら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

と観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方かな、
とわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心のダムが崩壊しそうになった時には、
「わんこのお世話としつけ
を思い出して、意識してみてください。

9月3日は乙女座で新月

新月のチャートを解説する前に、
8月29日に乙女座のルーラーである水星が
逆行を終了して、順行に戻りました。

8月は予期せぬ出来事によって、
急な予定変更や想定外の対応をした方が多かったのではと。

9月に入ると、天王星が逆行を始めて、
冥王星が山羊座に戻ります。

土星とトランスサタニアンが逆行中となり、
水星は持ち場の乙女座へ移ります。

8月のドタバタが落ち着いて、
9月には上手くリカバリーできそうです。

9月は動き時とも言えるかもしれませんが、
バリバリ表だって動くというよりも、
水面下で動く、調整する感じです。

では、チャートを見てみましょう。

アセンダントは蠍座。
チャートルーラーの火星・冥王星と、
水星で「YOD」という配置が描かれています。
しかも冥王星は、「YOD」の要となる頂点に位置しています。

人の心やものごとの核心に迫るような
鋭い洞察力を発揮しやすい時期と言えそう。

逆を言えば、嘘はバレやすいし、
建前が通用しないので、注意が必要です。

また、言葉に強烈なパワーが宿りやすいときとも言えます。

会話の中で無意識敵にキツイひと言を放って、
相手を傷つけたり、追い込んだりする可能性もあります。

言葉のナイフを振りかざさないように、
普段以上に言葉遣いや、伝え方に気をつけてください。

月と太陽が位置するのは、
乙女座12度「ベールをはずされた花嫁」

未知なるものへの探求心を意味する度数です。

ベールを外す=解明する
という意味。

「知らなかったことを明らかにしたい!」
そんな気持ちが強まりそうです。

「第10ハウス」で起こる新月なので、
仕事で気になることがあればすぐに調べる、
疑問に思うことがあればどんどん探求する。

そういうった意識で臨むとうまくいきそうです。

ただし、あれこれ手を広げるのではなく、
一つのテーマを徹底的に掘り下げてみる方が良いです。

また、「WHY思考」でものごとを探求することを意味する度数でもあります。

科学は進歩したと言えど、
この世の中でわかっていることは、ほんの一握り。

しかも、それだって真実がどうかはわからないし、
この世にはベールがかかっているように、
モヤ~っとしているものがたくさんありますよね。

そして、我々は潜在的に、
その“モヤ~っ”を明らかにしたい欲求、
それを解明する力を持っています。

ただし、その力を発揮するためには、
ぼーっと待っているだけではダメなんですね。

「ベールを外して真の私を見て。」
という花嫁からのメッセージを
受け取ってあげる必要があるんです。

そういった視点で捉えれば、
「なぜだろう」「どうしてこうなったの」
という疑問がたくさん湧いてきます。

この世界に対して、
意識的に興味を持って過ごしてみてください。

普段なにも思わなかったことに対して、
「なんでこうなってるの?」
と気が付ける可能性が高いです。

それについて調べてみたら、
「マジか!すごい!面白い!」
と知識が増えたり、もっと深く調べようと思えたり。

なにかに興味を持って調べることは、
つまるところ「愛」だとわたしは思います。

興味を持った段階では「LIKE」「イイね」
くらいだったことが、深く探求していくうちに、
ドハマりする、沼る。

探求する対象に愛情、愛着が湧く、推す。

「知りたい」は、「愛」に辿り着くんです。

だとすると、やっぱり知りたいことや、
興味が湧くことがたくさんある方が、
すごく人生が彩り豊かになると思いませんか?

沼る対象があるって、
ものすごく幸せなことだと思いませんか?

それに夢中になっていれば、
余計なことを考えなくて済むし、
自分自身は心地良い振動数を保てるし、
良いことづくめ。

「興味をもってこの世界を生きる」
が今回の新月のテーマですね。

ただし、新月には土星が向かいあっています。

「知りたいな」「興味があるな」
と純粋に思って行動することに対して、
「でも、時間がないしな」
「自分の知識では難しそうだしな」
「それやって意味があるのかな」
と自分で自分に制限をかけてしまいそうにも感じます。

ですので、そういった「自制心」という名の
「しない理由」「言い訳」を、
勇気を出して突破してみてください。

自制するのは、相手がいる場合であり、
自分に対して自制する必要はないです。
もちろんギャンブルや暴飲暴食なんかは除いて。

時間がないとはいえ、
一日に10分、15分くらいなら取れますよね。
知識がないなら、いまから増やせばイイだけだし。

それやって意味があるかどうかは、
行動してみないと分かりません。

ただ面白そうと思って調べていたら、
とんでもなくドハマりしてしまって、
それを職業にしてしまうことだってあり得ます。

わたしが良い例です。

「ホロスコープって面白そう、知ってみたい」
会社員時代にそう思って、調べていくうちに、
気が付いたら沼っていました。仕事にしていました。

人生、なにがあるか分からない。

下ばかり見ていては、やっぱり何にも気が付けません。

興味をもって、この世界を眺めて、
「なんかオモロそう」から、
人生をより豊かにに発展させましょう。

以上!
参考になることがあれば幸いです。

皆様、beautifulな新月をお迎えください。


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