昨今の音ゲー上級者が開発側に対して悲観的になっている話
TLを眺めているとモヤモヤした感情が溜まったので少し吐き出します。
チラシの裏です。
まず先日プチ炎上していた"IIDX萌え豚路線"批判について
蒸し返してしまいますが、これについていくつか思うことがあります。
tricoro辺りからの萌えを全面に押し出した雰囲気作り
これには正直14年選手の私も『痛いな』という感想です。
懐古的な話になりますが、やはりナンバリング時代やSIRIUS以前のタイトルと比べると、スタイリッシュさに欠けていますよね。
私自身HAPPYSKYには特別思い入れがありまして。
IIDXに出会う前、当時中学生だった私は少ないお小遣いで太鼓の達人を遊んでいました。
この太鼓の達人をきっかけにゲームセンターへ通うこととなったために、太鼓の達人以外の音ゲー知識としては、音ゲーの火付け役となったDDRくらいなものでした。
私の通っていたキャッツアイ新川店(北海道札幌市)では、太鼓の達人はプライズ機の近くに設置されており、音ゲーコーナーから多少距離があったものの、音ゲーは出入口付近に設置されていたため、帰り際に横目で見ていたのは今でもよく覚えています。
その中でひと際目を引いたのが、HAPPYSKYのOPムービーでした。
あのイメージカラーで統一されていて透明感のある演出は中学生だった私の厨二心をくすぐり倒してくれました。一目惚れでしたね。
隙あらば自分語りとなってしまいましたが、それくらい当時のIIDXは"人を惹きつける外観的魅力"があったように思います。
さて、最近のIIDXはどうでしょう。
中学生だった当時の私が今のIIDXと出会っていたら、果たして。
かくいう私はアニメやゲームが好きで、正直なところGOLI大先生のイラストには手を合わせて感謝するレベルのオタクです。
ただ、昔のカッコ良さに惹かれてIIDXを始めた古株は私含め、このゲームにそういうのは求めてないと思うんですよね。
今となっては解禁作業の寸劇が頭に情報として入ってこなくなったので、特に何の感情も抱かなくなりましたが。
さて、ここでちょっと視点を変えます。
何故KONAMIが萌え豚路線にシフトしたのか。
答えは簡単です。時代のニーズに合わせるためです。
スマートフォンの普及によりインターネットがより手軽で身近なものとなりましたね。
SNSが一般層にも定着してあらゆる人種がサブカルチャーを目にする機会が増えました。
当然サブカルチャーに興味が無かった層にも目に止まり、拒絶をするか興味を持つか、そのどちらかです。
このように所謂オタクの人工が急激に増加し、今やサブカルチャーは世界的に受け入れられている現状です。
スマホゲームでは当たり前のように二次元の可愛い女の子がいますよね。
それは何故か?需要があるからです。ユーザーが課金したくなるからです。
二次元の可愛い女の子を取り入れるのは立派なビジネスプランとして確立されております。
つまり、IIDXも例に習って萌えを押し出し始めた、というのが事の顛末です。
昔のスタイリッシュなIIDXが好きな私としては寂しさが拭えませんが、開発存続のためには苦肉の策なのでは無いでしょうか。
開発側がそう感じているかどうかは知る余地もありませんが...
私は既に今のIIDXを受け入れているので、これ以上とやかく言うつもりはありません。
ちょっと熱量が下がってしまい中身がスカスカになってきたので閑話休題。
先日jubeatについてのユーザーの嘆きもバズっていましたが、初代稼働当初に少し触った程度で、主観で語るのは野暮かなと思うので、ざっくりとした感想だけ。
今のjubeatに必要なのはIIDXで言うDOLCE.プロのようなポジションの人材なのではないかと思います。
話が行き来しますが、IIDXでのプロの活躍ぶりはプレイだけに留まらず、開発側にまで及んでいるのは皆さんご存知かと思います。
10数年遊んできて、痒いところに手が届かなかった感覚がここ数年で殆ど解消されました。やはりDOLCE.プロの存在は偉大です。
いちプレイヤーが糾弾して改善を求めるのも大事ですが、開発存続のための明確な代替案を提示できて、かつ開発に直接声が届くポジションの人材が今必要なのではないでしょうか。
おわり。うんち。
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