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願いはかなうよいつの日か 【キャリコンサロン編集部】

「やった!やった!やった!」

私は約30名の目の前でガッツポーズを作って叫んでおりました。

講師:「はい、もう1回」
私: 「やった!やった!やった!」

一体、何をしているのかといいますと…

先日の投稿でもお話した「米国NLP協会認定 NLPプラクティショナー」の講習が先週末から始まったのです。

冒頭のガッツポーズ&シャウトはその講習でのエクササイズの一幕です。

大丈夫ですか?
怪しげなやつに参加しているのでは?

という声が聞こえてきそうですが、大丈夫です。ちゃんとしたやつです。

これは自分の願い(目標)をかなえるためにマインドチェンジするエクササイズなのです。

講習自体はなかなかタフで1日終わるとクタクタですがとても楽しい経験となっております。次回、7月の3連休での開催が待ち遠しいです。

その前に今週は願いを表明するイベントがありますよね。

そう。それは私が所属する「キャリコンサロン編集部」の今週のお題にもなっている「七夕(たなばた)」です。

「七夕の思い出」といえば、子どもの頃、大人たちが近所の竹林から竹を切ってきてくれて、その竹に色々な飾りをつけていたことを思い出します。

当然、願い事を書いた短冊もつけていました。願い事の内容は、

「プロ野球せんしゅになりたいです」

だったと思います。

子どもの頃は王貞治選手が大好きで、
「自分もあんな風にホームラン打ちたいな」
なんて思って一生懸命練習していました。

でも残念なことにその願い事が叶うことはありませんでした。早々とあきらめてしまったのです。

というのも、小学校3年生から近所の野球チームに入ったのですが、そのチームの監督がとても怖くて、野球することが楽しくなくなってしまったのです。

練習や試合でもいつも怖い顔をしていて、三振やエラーなどをするととても怒られます。

怒られたくないから緊張してしまい、本来の力が出せない。そしてまたミスをする。まさに悪循環です。

最初のころは試合に出たくて仕方なかったのに、そのうち試合に出るのが嫌で仕方なくなり、仮病をつかって休んだこともありました。

結局、引っ越しをするタイミングで野球チームはやめて、その後は野球をすることはなくなりました。

要するにプロ野球選手になるための、

「自己効力感(Self Efficacy)」

が子供の頃に醸成されなかったのでしょう。

「自己効力感」とは過去の投稿でも何回か登場しておりますが、

「自分は必要な行動をとって、結果を出せる」

と考えられる力のことで、キャリア理論家であるバンデューラが提唱しております。

「自己効力感」を高めるのには以下の4つの施策が有効と言われています。

①達成経験
実際に自分で「成功体験」を経験すること。
②代理的経験
他者の達成経験を見聞きして「自分もできる」という気になること。
③言語的説得
周囲の人から言語的に褒められる経験。
④情動的喚起
リラックスし、穏やかな状態で物事を進めること。

残念ながら当時の私には、

①達成経験
③言語的説得
④情動的喚起

が圧倒的に不足していたのだと思います。

まあ、昔はそういった厳しい環境を乗り越えた者だけが夢を叶えていったのでしょう。

でもこれからはこういった子供の可能性を潰さない時代にしていきたいものです。

そんな子供時代を経て、私はおそらく40年ぐらい短冊に願いを込めたことはありません。

もし今願うのであれば、

マネージャーとキャリコンの二刀流で大活躍できるようになりたい。

と願うと思います。

冒頭に書いたエクササイズでもこれを「3年後に達成したい目標」とさせてもらいました。

自分を信じるだけでは足りなくて、目標達成に向けた道筋をしっかり描いて努力する。

そうすれば、近い将来に願いは叶う。

そんなことを今回のエクササイズで学んだのでした。

ではまた来週お会いしましょう!

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