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マスクを外してみて気づいたこと【キャリコンサロン編集部】

新型コロナが5月8日に5類感染症に移行されて1か月が経過し、多くの人がマスクを外すようになりました。皆さんはマスクを外して何か気づいたことはありますか?

皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。キャリアコンサルタントの世界をnoteで明るく楽しく共有させていただいてます。

キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加しております。

今回のお題は「マスク外してみたら」です。

※今回は出張中のためイラストはございません。

日本政府が「3月13日以降、マスク着用は個人の判断に委ねる」と宣言して以降、私は積極的にマスクを外すようにしています。

そんな脱マスク派である私が、

「マスクを外すことで気づいたこと」

について共有したいと思います。

まず1つめは「香り・匂い」のことです。

マスクを外すことで、これまで自分が様々な「香り・匂い」から遮断されていたのだと気がつきました。

・草花の香り
・香水
・ペットの匂い
・人が食べている物の匂い
・タバコの匂い
・ゴミ箱の匂い
・人が入った後のトイレの個室の匂い(笑)

などなど、マスクをしていると気にならなかった「香り・匂い」に気づくようになりました。

嗅覚は人間の「五感」のうちの一つ。
マスクをずっとしていたら大事な五感の一つが失われていくのかもしれない。

なんてことを考えさせられたのでした。

2つめは「同調圧力」のことです。

率先してマスクを外していると結構「白い眼」で見られたことが印象的でした。

スポーツジムに行ってもマスクを外しているのは20人に1人ぐらい。

マスク外して運動する方が圧倒的に楽なはずなのですが、多くの人がマスクを外さない。

もちろん、新型コロナの不安がまだ完全に拭いきれないこともありますが、日本人って一度定着してしまった行動を変えることが苦手なんだな~。

なんてことを考えさせられたのでした。

そして最後が「顔の表情」のことです。

新型コロナが5類感染症に移行されてからは、マスクを外す人も多くなってきました。

3年間ずっとマスクしているところしか見たことがない人。その人がマスクを外したところを目の当たりにすると、

「あ、こういう顔なんだ」
「あ、こういう表情するんだ」

なんて新鮮に感じることが多いです。

キャリコンとしての観点でもう少しこの「顔の表情」についてお話しを続けると…

キャリコンが使うカウンセリング技法のひとつに

「マイクロカウンセリング」

という重要な技法がありまして、

◆マイクロカウンセリング
1990年代にアイビイ(Ivey, A. E)とその共同研究者によって開発されたカウンセリング手法。カウンセリング・プロセスにおいて使用されるいくつかの手法を統合してカウンセリングの「メタモデル」として定着した。

この技法の中のひとつに

「クライアント観察技法」

というものがあります。どういうものなのかと言いますと、

相談者の話すことをしっかりと理解するためには相手の様子を慎重に観察する必要があり、

「非言語的コミュニケーション」

にしっかり目配りしなさいという考え方です。

「非言語的コミュニケーション」とは、

・相手の表情
・声の質(大きさ、トーンなど)
・身体言語(身振り、 手振りなど)

のように言葉以外で表現されるものです。

言語と非言語の両方の変化や矛盾などに気づくことが話を聴く上で重要な訳です。

思い起こせば、私がキャリコンの勉強を始めた時にはみんな既にマスクをしていましたし、相談するのもリモートが中心。

相談者の「非言語的コミュニケーション」を意識する機会が激減していました。

そういう意味では私の「クライアント観察技法」のスキルはまだ十分ではないのかもしれない。

なんてことを考えて、来月からNLPの学校に行って学ぶことにしたのです。

いかがでしたでしょうか?

ニュース番組のインタビューで、

「マスクをつけたままの方が楽」
「マスクがある方が自分らしくいられる」

と答えている方を見かけました。こういう方はマスクを自分の

「コンフォート・ゾーン(安全空間)」

として位置づけているのでしょう。

でも自分の「安全空間」という殻に閉じこもってしまうと色々な可能性を閉ざしてしまう危険があると思うのです。

ちょっとずつでいいので自分の殻の外に出てみてもらえたら私も嬉しいです。

ではまた来週お会いしましょう!

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