【影響力】を強めたい人は絶対に読まないでください!〜ミルトンモデルのお話〜
皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。
IT企業のジェネラルマネージャーとキャリコン2級技能士の二刀流で活動させてもらっています。
今回の投稿も、
とのコラボでお送りします。
4、5、6月に月イチでお送りする予定で、今回で最終回となります。
私は現在、
「NLPマスタープラクティショナー認定コース」
を受講しております。
全10日間の日程のうち、6日目まで受講が終了しました。
今回は6日目までに学んだ中から
「ミルトンモデル」
についてお話しようと思います。
ミルトン?
ああ、洗剤の?
って、思った方、違いますよ。
もう少し聞いてください。
「ミルトン・モデル」とは、天才セラピストと言われたミルトン・エリクソンが使っていた
「相手の潜在意識にダイレクトに働きかける」
言葉の使い方を体系化したものです。
別名「催眠言語」とも言われています。
催眠言語なんて言うと急に怪しげなものに聞こえますが、そんなものでは無いのでご安心を。
最近トイレの張り紙でよく見かけますよね?
きれいに使ってくれてありがとうございます!
これも「ミルトンモデル」を応用したものです。
どういうことかと言いますと。。。
その前に「ミルトンモデル」について簡単に解説させてください。
「ミルトンモデル」は現在13パターンに体系化されています。
①前提
②読心術
③主体の省略
④因果関係(A、B)
➄異なるものの同一視
⑥普遍的数量詞
⑦不特定の名詞・動詞
⑧叙法助動詞
⑨引用
➉否定命令
⑪挿入命令
⑫アナログマーキング
⑬ダブルマインド
えー、こんないっぱいあるの! と、
皆さん思われたことでしょう。
この表現も「ミルトンモデル」です。
これは「②読心術」の使い方で、相手の心を読んでいるかのように話すと、YESの反応を引き出しやすくなります。
どうでしょうか?
少しずつ興味が湧いてきたことでしょう。
「ミルトンモデル」の中で代表的なものが
「①前提」です。
この「前提」を効果的に使って話しをすると、相手の無意識に深くメッセージを伝えることができます。
例を挙げてみましょう。
(例)
Aさんの素晴らしさは、仕事のスピードが速さだと思う。
この文に対して、仮に「いいや、私は仕事の丁寧さだと思う」と否定されたとしても、
「Aさんは素晴らしい」
というメッセージは既に受け入れているのです。
Aさんは仕事のスピードが速いね
と言ってしまった場合、それを否定されてしまうと何も残りません。
ちょっとした言葉の使い方で変わりますよね?
私もお客様との打ち合わせの中で、自社のセミナーに来てもらいたい旨の発言をしました。
でも、反応がイマイチだったので、こういう内容をつけ加えてみました。
「このセミナーの良いところ」は、最新の情報を聞けるだけでなく、参加された他社さんと情報交換できるところです。
と、「このセミナーは良い」という前提を入れてお話したら、ミーティングの最後に、
「セミナー参加できるか日程確認してみますね」
というお言葉をいただけたのです。
おおー、ミルトン!スゲー!
と、私は心の中で叫んでいました。
前回、紹介した映画マトリクスでも、この「ミルトンモデル」はふんだんに使われています。
・君にはわかるからだ
・心が現実にする
・何を言うかはわかっているはずだ
・そのドアを出れば気分がよくなるわ
etc…
こういう【観点で見てみる】と、映画の印象が全く変わりますよ。
ちなみにこちらの表現は、
⑪挿入命令
⑫アナログマーキング
を使った「ミルトンモデル」です。
このように、ちょっとした言葉の使い方で世界が変わります。
「ミルトンモデル」が気になった方は、
この本は絶対に読まないでくださいね!
これは
「➉否定命令」のミルトンモデルで、
言っていることと逆のことを伝える効果があります。
公衆トイレで
汚さないでください
という紙が貼られたトイレは汚され、
きれいに使ってくれてありがとうございます!
という紙が貼られたトイレはきれいに使われているらしいですよ。
いかがでしたでしょうか?
とのコラボ企画も終了となります。
またどこかでお会いしましょう。
それまでご機嫌よう(^_−)-⭐︎
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