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2月といえば…「俯瞰(ふかん)」【キャリコンサロン編集部】
応接不暇
多事多端
東奔西走
南船北馬
すべて「忙しいこと」を表現した四字熟語です。
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最近、何だか忙しいのです。
事の始まりは、キャリア面談を申し込みいただいたことを通知するメール。
そのメールが私のメーラーの迷惑メールフォルダに入ってしまい、申し込みに気づかず、面談をすることができませんでした。
2月1日にマッチングサイトの事務局から問い合わせがあり、初めてその事態を知ることに。対応に追われてしまいました。
そんな対応に追われながら、
2月2日は「NPO法人アスデッサン」が企画した中学1年生向けのキャリア授業の講師を担当させてもらいました。(※そのレポートはまた別の機会に)
キャリア授業のために千葉県から東村山市まで遠征し、その後はB’zの稲葉さんのソロライブに参加するために新横浜へ直行。
ライブ自体はとても楽しかったけど疲労困憊となりました。
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そんなことしながら、
オンライン1on1サービスを提供している「YELL社」で副業しようと研修を受けております。
でもこれがまた越えるハードルが多く、思った以上に時間を取られてしまっています。
そんなことやっていると、
今週は最近勃発した親の介護問題でケアマネージャーと会議。その翌日から福岡にビジネスで出張が予定されています。
その翌週は高知マラソンで遠征することになってるので、そのために練習もしっかりやらないといけないな。
そういえば、コロナのせいで行けなかった英会話の振替授業がいっぱい入ってたな。
あ、会社の新人事も決まったら、また色々と宿題が降ってくるかも…
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あ〜なんなんだよ、もう〜!
と、ストレス満載な状況なのです。
というようなことをダラダラとウチの奥様に愚痴ってみたら、
「自分で自分を追い詰めてるよね(笑)」
とあっさり片付けられて終了。
まあ、そうなんですけどね。。。
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しかし、なぜか2月は多忙なことになることが多いのです。
一昨年はキャリコン試験対策でバタバタしてましたし、昨年は会社の新人事のあおりを受けて多忙な状況になってました。
そういえば、以前の投稿でお話しした「世界一周弾丸ツアー」も2月でしたね。
このことから、私が所属しているキャリコンサロン編集部からの今週のお題でもある「2月といえば…」は、
「多忙な月である」
と言えるのではないでしょうか。
このように多忙でストレスがかかってしまった時や問題を抱えてしまった時、どうすればその状況から脱することができるでしょうか?
そのヒントが、
「俯瞰(ふかん)」
なのです。
俯瞰とは?
対象となる物事や案件から一歩引いて「全体像をしっかりと見る」こと。
ビジネスなどでは、物事を全体的な観点でとらえる「大局的にものを見る目」という使い方をされる。
「鳥のように空から風景を見下ろす」
というイメージで語られることもありますね。
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人は問題を抱えて、高ストレス状態の時には「目先のこと」だけにとらわれてしまう傾向にあるようです。
こういう時こそ「俯瞰して物事を捉えてみる」ことで、良い解決策が出たり、問題自体が実は大したことないことに気づいたりできます。
でも「俯瞰」することが簡単に出来たら苦労しないわけで、やっぱりトレーニングが必要なようです。
という訳で、私が手に取った書籍がこちらです。
「メタ思考トレーニング」
(細谷 功 著)
最近「メタ認知」という言葉がビジネスシーンなどではよく使われますが、メタ認知とは、
・俯瞰して物事を見る能力
・メタ思考のための必要な能力
という風に私は理解しています。
さて、この「メタ認知」を身につけるためには「Why型思考」をマスターする必要があります。
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■ Why型思考とは?
今、目の前にある事象をそのまま捉えたり、すぐに対処するのではなく、「なぜ(Why)?」を問いかけ続ける思考のことです。
例えば、友人から
「お勧めの家電について調べてほしい」
と言われたらどうしますか?
・インターネットで調べてみる
・家電ショップに行ってみる
・最新のAI(人工知能)に聞いてみる
etc…
というようにすぐに行動をしがちですよね。
でも「Why型思考」の人であれば、
「なぜ」友人はお勧めの家電を調べてほしいと言ったのだろう?
とまずは考えるのだそうです。
・パートナーにプレゼントをしたいのだろうか?
・子供の就職祝いに買いたいのだろうか?
・ブログに書いてウケを取りたいのだろうか?
etc…
依頼理由によって調べ方・調べる内容も全然変わってきますよね。
このように「なぜ・なぜ」を繰り返していくことで、
俯瞰して物事を見る能力=「メタ認知」
が培われていくのです。
さらに、俯瞰できるようになれば別の事象や物事と考えをリンクさせて、新しい発想が生み出せるようになるそうです。
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いかがでしたでしょうか?
キャリア面談においても、キャリアコンサルタントが相談者に対して「なぜ・なぜ」を問いかけることが多いです。
これは相談者が客観的に物事を捉えてもらうための質問であり、まさに相談者が「メタ認知」できるようにお手伝いをしているんですよ。
忙しくなった時、ストレスを抱えている時はぜひ「俯瞰する」ことを心がけてみてくださいね。
ではまた!