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ライトノベルの賞に応募する

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⭐︎現在(36完結)まで⭐︎ ライトノベルの賞に初めて応募する為に書きました。 ラノベの定義もわからず、小学校高学年から若い層に向けたもの、という事なので、主人公を小学五年生の男の子…
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#大富豪

ライトノベルの賞に応募する(24)

ライトノベルの賞に応募する(24)

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 夕食の後、自由時間ということだったが、何をしていいかわからなかった。勉強道具はないし、ピアノを弾くのも目立ってしまう。外に出てはいけないと言われたからサッカーをするわけにもいかない。お風呂も一人で入るように指定された。8時15分から30分まで。着替えを入れてわずか15分。食事を作ることも、あと片付けをすることも、洗濯することもない。手持無沙汰だった。家に居れば今頃家じゅうを回っ

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ライトノベルの賞に応募する(28)

ライトノベルの賞に応募する(28)

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「お前も大富豪やる?」
 夕食が終わると、さっき抜けたサッカーのメンバーが声を掛けてきた。どうしようか迷ったけれど、やることもないし、メンバーに入れてもらうことにした。
 ルールは昨日覚えた。要するにこのゲームは3と8と2とジョーカー以外をいかに早く捨てて、手持ちのカードを少なくして、けど最後の一枚にすれば警戒されるから、最後に自分の親のターンで8を切って、2か3とジョーカーを切

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ライトノベルの賞に応募する(33)

ライトノベルの賞に応募する(33)

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 湯川さんは床にギターを置き、一旦部屋を出て行った。僕は一人その場に残されて、さっき習った通りにギターの音を出してみる。すごくきれいな音ではないけど、なんとなく頭の中でステイゴールドの歌が流れる気がした。和音だけ弾いているんだ。ピアノをやっている僕にはそれが分かった。ギターのすべてのフレーズを再現できているわけでないけど、確かに伴奏にはなる。湯川さんが張ってくれたマスキングテープ

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