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ライトノベルの賞に応募する

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⭐︎現在(36完結)まで⭐︎ ライトノベルの賞に初めて応募する為に書きました。 ラノベの定義もわからず、小学校高学年から若い層に向けたもの、という事なので、主人公を小学五年生の男の子…
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ライトノベルの賞に応募する(15)

ライトノベルの賞に応募する(15)

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玄関の鍵は想像通り開いていた。父親の部屋のドアも、祖母の部屋のドアも開けっ放しだ。玄関には溢れんばかりの靴が脱ぎ捨てられている。僕はリビングのドアを開けた。奥には3人の警察官に取り囲まれた父親が床にへたり込んでいる。リビングの椅子には祖母が女性警官を前に座っていた。二階からミワの泣く声がする。部屋の中は何もかもがぐちゃぐちゃだ。
扉を開けた僕に警官が気が付く。父親を囲んで

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ライトノベルの賞に応募する(17)

ライトノベルの賞に応募する(17)

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警察署に着くと、前の車の後部座席から、3人降りた。警察官に左右を固められ、中心に父親が居た。すごく久しぶりに、父親の顔を見た気がする。僕の記憶の中の父親とは全く変わっていた。まぶたは垂れ下がり、目はほとんど開かれておらず、眼球に力がない。頬はこけ、口周りがだらりと垂れ下がり、口は半開きのままだ。おまけに、ぼさぼさに伸びた髪と眉毛と、無精ひげ。清潔感がない。身長は低くないはずなのに

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