等身大のかてぃん

 YouTube登録者20万人突破! おめでとうございます。記念ライブで部屋飲みにお招きいただきありがとうございます笑。一緒に乾杯もできたし、いつものおうちライブ以上にゆるい配信で、こういうのもいいですね♪
 思い起こせば去年の今日、POCKET WIZ さんの卒業式ドッキリにオタクとして出演されたのが出会いでした。衝撃でした。おすすめ欄に出てきたあの動画をクリックした幸運な偶然・・・あれがなかったら今どうしてるかな?そんな感傷にもひたりながら、かてぃんさんの声を聴いてます。

 この一週間、いろんな形でかてぃんさんの等身大が見れて、ずっとじわってます。バケットリストの共有、VR安田講堂でのプレゼン、昨日は滑り込みでセルフ卒業文集、そして今日の雑談配信
 
 去年の春ごろって個人的にしんどい時期で、そんな時にかてぃんさんに出会って、その音楽に救われました、おおげさじゃなく。それ以来、自分にとってかてぃんさんって救いの神というか崇拝対象みたいな感じになってて、依存やばいぞみたいな…。
 特に福岡公演直後にSNS始めて、note書くことも楽しかったし、ツイッターで沼界隈の方々と交流ができたりすると、舞い上がってしまい、意識がいつもそこばかりに行ってしまって、自分の人生を生きてない感じがしてきて、まずいな、と感じてました。
 
 この一か月、意図的にROM専に戻ってました。福岡公演以前に戻った感じです。発信はしてないけど、ゆるっと、いつも、そばにはかてぃんさんの音楽があるような生活でした。
 落ち着きました。熱量が下がったわけではなく、なんか無理してたのをやめて、地に足が着いたような心境ですね。「等身大」に戻れたような…。

 話を戻します。
 今日の雑談配信、ほんとよかった。自室のベッドに座ってお酒飲みながら心底リラックスモードのかてぃんさんが、今まで以上に身近に感じられました。だって、この画角ですよ。正面カメラだなんてまるでskypeしてるみたい(したことないけど笑)。随所に友達感や彼氏感があって、仕草や表情、話し方やトーン、言葉の選び方にいたるまで、素のかてぃんさんって感じが伝わってきて、心が満たされた。なによりかてぃんさん自身が楽しそうなのが嬉しかったです。

 素のかてぃんさんといえば、セルフ卒業文集・・・等身大の角野さんがそこにはいます。
 後回し癖のあるちょっとダメ人間な一面なんかも告白したり、秋冬あたりにYouTubeが伸び悩んでいたことへの思いや、自分の「個性」への自信の揺らぎであったり、あまりカッコ良くないかもしれないことを隠さずに率直に語っています。ある種、自己顕示欲や承認欲求も素直に吐露してます。

 そうなんですよね。角野さんって自分にとってヒーローみたいな存在で、無条件に信頼してるし、偶像化してるといっても過言じゃないです。でも、考えてみたら24歳の普通の青年なんだし(天才でも完全な人などいないという意味で)。
 自分の存在意義を考えたり、進路に悩んだり、万能感と劣等感の間で感情が揺れ動いたり…。そういうのってごくごく普通のことなんだと思います。
 こうやって自分のことをちゃんと話してくれると、思いが偏らず理解できて、安心感が増します。だれだって推しのことをもっともっとわかりたいって思ってるから。

 カッコ良いアーティストでありたいと語るかてぃんさん。
サウンド、感情、格好、立ち居振る舞い、考え方、すべてを含めたカッコ良さ・・・それって二つの側面があると思います。
 一つは、音楽家・ピアニストとして演奏技術を磨き、独自性を追求し続けて培った高い音楽性・個性を映像作品・コンサートなどに注ぎ込むこと。具体的に2月のYouTube活動再開後の作品には「カッコ良く」魅せるための気配りがうかがえるし、結果も出しています。
 そしてもう一つの側面は、一人の人間として等身大の自分の魅力を出していくことのように思えます。もちろん単に自分をさらけ出せばいいというわけではない。過度に飾って自分を大きく見せようとすることなく、ちょっとダメなところも含めて、ありのままの自分が人間的に成長していく・・・いわば等身大がどんどん大きくなっていく様をきっと見せてくれようとしているように受け止めました。
 多分、みんな感じてることだと思うけど、全国ツアーを完走して10万人を達成した後の角野さん、顔つきや雰囲気が逞しくなったような気がする。やり遂げた自信、ファンの支持に手応えを感じたんだと思う。推しがこうやって進化・成長していく様子を実感できるなんてファン冥利につきます。

 1月は修論作成でYouTube投稿をストップしてたけど、大きなステージをばっちりこなしながら着実にファンの心を掴んでいたし、2月の再始動後の快進撃は改めて言うまでもないですね。
 トイピアノのCateen-toneくん(くんでよかったっけ?)の大活躍から始まって、木魚やお鈴、ピアニカなど、かてぃんさんの好奇心ドリブンが止まらない。本人が一番ワクワクしてるんだから楽しくないわけないでしょう。
 Cateen's Piano Live Vol.8で見せたロック魂あふれるハイテンションMCも、今日の配信のボソボソトーク(失礼)も、どっちも等身大のかてぃんで間違いない。「選ばない自由への配慮」に素直に感動するかてぃんさんの感性が好きだな。

 そんなかてぃんさんが、今思いつくバケットリストを共有してくれたのも嬉しい。電子チェンバロやハルペッジなど、ピアノ以外の音への好奇心も尽きないし、音楽制作のためのオシャレなスタジオも作りたいし、そこはAI研究のラボにもなるのかな。このAIを活用して新たな音楽表現を見つけたいという夢も持ち前の好奇心ドリブンで追求していくんだろうなぁ。これってすごい希少性だし、強みにしたいですよね。
 免許取得は当分お預けになったけど、クラシック動画のアップはそのうち実現してくれるでしょう。『Passion』に続いて、そろそろDVD作品なんかも欲しいなぁ。

 ショパンコンクールについても角野さんらしい視点があって面白いです。
「他の人と同じように頑張ったところで勝ち筋はないので、分析的に考えたいと思っています。」
 自分でそんな風に現状分析してるんだなぁって、聞いても不思議と驚きはなかったです。ショパコンってピアノの世界では一番の勲章なんだろうし、世界中の若手ピアニストの猛者が競い合う場にあって、自分にとってはオンリーワンの角野さんがナンバーワンにもなれるかと考えると、気軽に「大丈夫」とはとても言えないです。もし結果がダメだったら、どんな言葉をかければいいのかのほうを先に考えてしまうくらい高い峰だと思う。応援しなきゃいけないこっちが勝手に悲壮感を持ったりドキドキしてしまう感じ。
 でも当の本人は、分析の視点を持って勝ち筋を見出し、そこに自分の強みをぶつける戦略のようで、あたかも音ゲーの全国大会の攻略法を考えるように楽しんでるのかもしれないとすら思えてきた。制約の中で知的好奇心全開「馬鹿の全力」が発動するのか? はたまた「客観視も大事だけど、結局は自分に自分を天才だと信じこませた奴が最強」とくるか。なんかそんな風に考えると面白くなってきた。

 一か月ぶりのnoteでここまで一気に書いてちょっと疲れたけど、やっぱりかてぃんさんのことを書くのって楽しいです。
 今でもすごくカッコ良いと思うけど、現在進行形でもっともっとカッコ良くなっていくかてぃんさんを見守れる幸せ。楽しいなぁ。
(※4/1時点での執筆です)


ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。