たぶん世界初。Tableau/Salesforce/CRM Analyticsの連携機能15個一挙紹介!
大変だ!Tableau / Salesforce / CRM Analyticsでそれぞれ何ができるか全然知られていないよ!!!!
そうなのです…全然知られていない。何が…Tableauで出来るの?Salesforceで出来るの?CRM Analyticsで出来るの?世のSalesforce 本社の方々、インプリベンダーさえ完璧に答えるのは至難の技だろうな。と感じます。ましてやユーザー目線だと一切分からない。
どの程度多くのユーザーが自身持って「今何の機能があるの???」が俯瞰できるものがありません。
本投稿はtabjoの2022アドベントカレンダーの投稿に遅れに遅れて、参加し、投稿する記事です。他の皆様の記事も非常に面白いので、是非ご覧ください。
なお…たぶん、ちゃんとここまで解説されているの、観測上、多分世界初なブログなはず。ちょっと「スキ」押したくなってくれませんか?…なってくれたら嬉しいな。
未来はどうなるか?
この記事をご覧になった方、一体いつご覧なったか正直予測が付きません。。。だから未来の話は上記の通りです。今TableauとCRM Analyticsは
「データソース相互補完」「データ前準備」「可視化」「AI分野」これらが相互連携できる開発に近づいていってます。
ちなみにこの動画について感動して、
BigQuery 連携や CRMA 連携のアイデアを投稿してきました。そしてどちらも採用されたのは誇りです…🎉
https://community.tableau.com/s/idea/0874T0000000OKAQA2/detail
https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000HDmNQAW/detail
早速概念図一覧
ただまだ世の中にはSalesforceもTableauもCRM Analyticsも知らない人もいる。そんな人向けに…図示しました!(今日時点)
うん……………………………迷路か!!!わからん!
ってなる人が多いと思います。どれも便利なのですが、キャッチアップしきれないですよね…。
全部機能紹介します!
…全部語ると15個の機能になります。全部便利なんですけど、まぁ…知らないわ…ですよね。結構サクサクっと行きますね。
<データ呼び出し編>
■TableauのSalesforceデータ呼び出し
普通のコネクタですね。数式項目やロングテキストエリア等が呼び出せないくらいです。ただこの際に、「Salesforceのアカウントを持っていない人がTableauでアクセスしたい」って例もありますよね。この対策が次。
■TableauのSalesforce仮想接続呼び出し
これはSalesforceのアカウント情報を持たない人にも権限やレコードを制限して渡すことが出来る「仮想接続」でSalesforceの情報を呼び出せる機能です。Salesforceはシステム管理者ともなると見れないデータがほぼない状態なので、こうやって制限することで安心感があります。
■CRM AnalyticsのSalesforceデータ呼び出し
こちらは数式項目等含めて、Salesforceのデータを呼び出せます。
実はSalesforce Coreの中にはCRMAはおらず、別の環境にいる仕組みです。
だからアクセスに使用したSalesforceデータを読み出したりもできますし…
■CRM Analyticsの外部Salesforceデータ呼び出し
画像のように外部のSalesforce環境のデータを呼び出すことも可能です。(ちなみにサンドボックス上のデータを呼び出せます)
<データ書き込み編>
■CRM AnalyticsのSalesforceへの書き込み
このあたりから特別な機能です。Salesforceのデータ前処理ツール「レシピ」を使うことにより、Salesforceに新しいレコードを追加したり、項目を「更新」したりできます。Salesforce関係者向けにいうと、Insert、Update、Upsert、Delete全部できます。
■CRM AnalyticsのTableauへの書き込み
これも特殊ですね。Tableau CloudにInsert、Update、Upsertを更新かけられます。こうすると、Tableau Cloud上にデータが出現します(外部からTableau Cloudにアップロードする機能って珍しいですよね)
■Tableau PrepによるCRM Analytics書き込み
Tableau PrepからCRM Analyticsにデータの書き込みができます。なお、列名日本語だとエラーでますのでご注意を(2022年12月29日時点)
ちなみに完全更新のみに対応しております。
<スコアリング編>
SalesforceでCRMA勉強した人はおなじみDTC Oppotunityを使ってモデルを事前に作っておきます。(Tableauでいうサンプルスーパーストアみたいなものです)
■TableauのダッシュボードからEinsteinを呼び出す
これはTableau上でスコアを呼び出す機能です。ただライセンスが別途必要だったり、モデル自体はCRMA側で作成が必要だったりするので、難易度非常に高いです。こんな感じで「どれとどれが紐づくの?」って言ってきます。
■Tableauの計算式でEinsteinを利用する
上をExtensionで見ずに、計算式で利用するものです。ただ正直日本で使っている人みたことない。(Dreamforceではサラッといたみたいですが私は作るの辛い…)
■Tableau PrepでEinstein Discoveryスコアリング
このようにモデルを読み込んで書き出せます。マッピングする感じですね。
■Einstein DiscoveryでSalesforceに書き込む
Einstein Discovery側でSalesforce連携の設定をすると…
このようにSalesforce側でスコア結果を教えてくれます。
<ダッシュボードで見せる>
■Salesforce上でTableauを埋め込む
お馴染みのSalesforceにTableauを埋め込む機能です。一つまでならば、画面からフィルタ条件を引っ張ってこれます。AppExchangeのインストールをすると楽です。
https://appexchangejp.salesforce.com/appxListingDetail?listingId=a0N3u00000OMuhjEAD
■Salesforce上でCRM Analyticsを埋め込む
標準のレイアウトで簡単に埋め込めます。
<特別なアクションをする>
■CRM AnalyticsからSalesforceアクションを実行する
このようにCRM Analyticsのダッシュボードでは、Salesforceのレコードを開いたり、メールしたり、チャットを送ったり、電話したり…正直結構いろいろなんでも出来ます。
設定もアクション設定というのを押すだけ。このあたりはSalesforce連携のメリットを十分に生かしてます。
■TableauからSalesforceフローを起動する
最後です…実はこれを書きたくて、作ったと言っても過言ではないnoteです。要するに、Tableau ダッシュボードからSalesforceフローを追加が出来る便利なダッシュボードです。
①Salesforce上で自動起動フローを作成する。
②Tableauのオブジェクト「ワークフロー」を選択するとこのように作成済みフローが選べるようになる。
③その結果、フィルタを押した時のみ「データの送信」などでSalesforceに情報を共有できるようになる。
利活用シーンは山ほどありますが、まずはSlack通知くらいでテストするのがいいかも?って思っています。
はーーーー以上です!何かとっつきづらそう?ですが、
多くを実現してくれるこれらの連携機能。ぜひ