データ分析ツールTableauに通じる短歌の世界【天才による凡人のための短歌教室】を読んでみて
Tableauの佐藤さんにおすすめされた本、第一弾です。(あと3つあるので年末年始で読書感想文出します)
「表現の学びは短歌もTableauも一緒なのかもしれない」
短歌は5-7-5-7-7の基本構成で構築されてます。その構成を前提に読む相手に物事を伝えます。
一方でTableauというBIツールも、シート・ダッシュボードの構成でビジネスの世界で説明型・探索型と違いはありますが、読み手に解釈してもらうことが役割です。
こじつけのように見える、本理屈ですが、ぜひ読んでみてほしいです。確かに。。。と思うことがやまほどあります。
書籍の名前は「教室」ですが、文法等を伝える構成ではなく、短歌の学び方の「哲学」を教えてくれるのが本書です。
まず歌集にすべて答えが書いているから、貴方はより高いところに手が届くという強いメッセージを伝えてくれた後に
「歌人を2人インストールして欲しい、1人では単なる真似だが、2人いればきみのオリジナルになる」
「いい歌を考えたらきりがない、短歌についてではなく、短歌を考えよう。日課になるくらい触れない日をなくそう」
「千首つくっても二千首つくっても、歌人は歌人。一首つくれば既に歌人だから名乗れ」
など(若干文章前後させてます)はTableauや、今目の前の業務に置き換えられることも多いと思います。
このような考えさせれる言葉、そしてテクニックがたくさん出てくるのが本書です。
テクニカルの部分でも正直はっとすることが多かったので、ぜひお手にとっていただきたいと思います。
最後は恥ずかしいですが、「まずは作れ」という本書に従い、短歌を作ってみました。どうかご笑納ください。
ありがとうございました。