しわを伸ばすということ。
昨日の夜
ふとiphoneのカマラフォルダに入っている
写真を見返していたら
ふとおばあちゃんが
アイロンがけしてくれてた写真が出てきた。
今日朝ぼーっと畳の部屋の方をみていたら
旦那さんのTシャツが干してあるのが目に入って
昨日の夜見た
おばあちゃんのアイロンがけの話を思い出した。
全部仕事用のシャツはクリーニングに出しているし
自分でアイロン必要そうな服買わなくなったし
旦那さんは自分で自分のTシャツはアイロンかけてるから
最近まったく自分でアイロンかけてなかったなぁと思った。
おもむろに
タンスに入っている
アイロン台とアイロンを取り出してみた。
一発目から失敗はできないと思って
旦那さんの2軍のTシャツから
アイロンをかけ始めてみた。
1つ1つアイロンをかけていくと
スーーーーっとしわが伸びていくのが
だんだん楽しくなってきた。
やっぱりどんな服も
ピシっと伸びている方が
気持ちいいよなぁと思いながら
しわを伸ばしていく。
アイロンをかけながら
1つ1つ
こうやって手作業で伸ばしてくのって
大変だけど
なんだかいいなぁと思った。
着るシーンを思い浮かべてみたり
アイロンOKかタグをチェックしながら
いろんな素材で製品が出来ているんだなと思ったり
同じ白いTシャツでも
デザインが少し違うだけで
見え方が全然違うよなぁと思った。
今までフルタイム
共働きだったから
なかなか「アイロンかけたい!」
とか思う時間もなかったけど
こうやって一回かけてみると
仕事用のシャツもアイロンhがけしたいなぁと
思ってみたりもした。
ついつい
やり始めたら、
トコトンこだわりたくなる癖を
発揮してしまって
気づいてふと時計を見たら
2時間アイロンを
黙々とかけていた。
振り返って
アイロンをかけたシャツ達を眺めたら
”ピシっっ”て伸びてて
なんだか気持ちいいなと思った。
最近「丁寧な暮らし」を心がけようと
いろんな本を読んで思っていたんだけど
なんだか
「丁寧な暮らし」に一歩近づけた気がした。
ひと手間かかる方が
いろんなモノに愛着がわいて
丁寧に使って過ごしていけるんじゃないかな?
という気がした。
便利なモノやサービスがあふれている中で
あえて”不便さ”を取り入れてみることで
一度立ち返って
”有難さ”を感じることができる。
そんな気がした。
旦那さん帰ってきて
アイロンがけしたシャツ達を
披露するのが楽しみだな~^^