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自作TRPGのコア・ファイル(私の場合)


はじめに

 上記の記事において私は、 自作TRPG という言葉には、二つの意味があるように思う、と書いた。

  1. 自作したTRPGそのもの

  2. TRPGを自作する行為そのもの

 今回の表題における 自作TRPG は、二番目の意味で用いている。なお、本記事は "自作TRPGの作業フォルダ(私の場合)" の続きなので、当該記事を読んでいないと、意味が分からないことが多々出てくるものと予想できるであります。

コア・ファイルとは

 TRPGをデザインする上で、私個人が必須だと考えるルールをまとめたテキストファイルのこと。以下の四つが該当する。

  • trpTbasic.txt

  • trpTcharacter.txt

  • trpTcombat.txt

  • trpTgameplay.txt

 "trpT" の部分が何を意味するのかについては、繰り返しになりますが、 "自作TRPGの作業フォルダ(私の場合)" を眺めてくださいです。

判定ルール: trpTbasic.txt

 判定の基本となるルールを書いたテキストファイル。難易度指定による判定、戦闘に含まれない対決判定を書く。複数対複数の対決の処理とか、考えておかなければならないことは、色々ある。

キャラクター作成ルール: trpTcharacter.txt

 PCを作成するためのルールを書いたテキストファイル。キャラクター作成に要する各種データの基準となる数値の、ガイドラインも含む。初期のHPはこれぐらい、とか、初期作成PCが出すダメージはこれぐらい、とか。

戦闘ルール: trpTcombat.txt

 名前通りのもの。戦闘が発生する条件やその定義に始まり、戦闘進行において、どのように時間管理をするか、位置関係の処理、行動順位の決定方法、戦闘時に選択可能な行動のバリエーション、命中及び回避の判定の数値基準、ダメージの計算方法、など。ここも考え出すときりがない。

ゲーム進行ルール: trpTgameplay.txt

 TRPGの遊び始めから遊び終わりまでを、どのように運営するかについてのルールを書いたもの。私の場合、仲間内で遊ぶことが前提になっているので、ここはわりと雑。PCがいてエネミーがいれば、あとはどうにかなる(こともある)。

まとめ

 判定ルールをまずは組み立てつつ、並行してどのようなキャラクター表現を採用するかを考えて、キャラクター作成ルールのアウトラインを引き、数値面での基準をひとまず作って、戦闘ルールを組んだり、ゲーム進行ルールを組んだりすれば、ある程度、それっぽいものは出来上がる(私の場合)。

 個人的に大事だな、と思うのは、作ることを楽しむこと、のような気がするです(私の場合)。

 以上。

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