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小学校の先生と児童のために書いたコント

今年こそは、noteを頻繁に更新していこうと思ったが、
2月に書いた「出川哲朗還暦祭り」の記事
多くの人に読んでいただいたのにも関わらず、
またそこから途絶えてしまった。
せめて2024年最後の日に、今年1番印象深かった出来事を記しておく。


去る11月22日、生まれ育った街のお隣りに位置する熊本県球磨郡にある
錦町立西小学校で講演の機会をいただいた。
キッカケはちょうど一年前、同じ球磨郡の相良中学の校長先生から
直々に依頼を受けたのだった。
ところが、
今年4月に、校長先生が錦西小学校に異動される事になり、それに伴って、
中学生から急遽小学生に向けての講演に変更となった。
小学生を相手に、しかも90分間、
退屈させないような時間にするのは至難の業ゆえ、かなり悩む事になった。
その後、校長先生との何度かのメールのやりとりを重ねたある日、
先生と児童代表に僕が書いたコントをやってもらってはどうか
というアイデアが出た。
それは、今までやったことがなかったし、面白そうだ。
というより、これで時間を持たせられるとひらめき、実行する事になった。

そこから、オンラインでの打ち合わせを重ね、
今の小学生が興味を持っている事、錦西小ならではの校風や変わったイベントなどコントを作る上でのヒントになりそうなものをたくさん出してもらい、
作家生活で初めて、小学校の先生と児童が演じるコントを書き上げた。
1ヶ月前くらいに台本を完成させればいいかとのんびり構えていたら、
思った以上に苦戦してしまい、実際に出来上がったのは本番の2週間前。
おかげでその日から、演じてくれる先生と児童たちに、
猛稽古をしてもらう事になってしまった。
申し訳ない。

そして当日、小学校の体育館で、5,6年生の児童と教職員関係者合わせて約200人の前で講演を行った。
前半は、普段どうやってコントというものを作っているかを、
画像や動画などを見せつつ、
できるだけ飽きさせないように心がけながら、進めて行った。
まずは、地元の講演の時には必ず披露している
「勝手に球磨焼酎のCMを作ってみた」、という動画。
これは、約10年以上前に、我が故郷の名産で28の蔵元からなる球磨焼酎のCMを本当にただ勝手に作ったもの。


大人たちは笑ってくれたが、未成年である子供たちの反応はやはり今イチ。
しかし、これは想定内。
続いて二の矢は、子供たちに向けた自作の「コント桃太郎令和バージョン」
これは、かつて母校で披露したときに子供の心を掴める自信を得ていたので、
その令和バージョンをこの講演のために改訂し、自分で朗読をした。
結果、今回も子供たちが笑ってくれてホッと胸を撫で下ろす。

※小学生には鉄板だと自負している「コント版桃太郎」。
よければ、どうぞ学校での読み聞かせにご活用ください。


そして、後半のクライマックス。
自分の講演内容より1番心配だったコントを披露する時となった。

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