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子供と一緒にお金の使い方を学ぼう!

金だ!金が全てを解決する!ゲハハ!

子供たちにとってそんなことを話したってチンプンカンプンである。8歳と5歳の娘たちにとってはお金の使い方はまだまだ未知なる領域である。

これを買えばお金が無くなる。頭で分かっていても止められない。あるいは怖くてずっと溜め続ける。

お金を適切に管理するって子供には難しい。

だからと言って親に預けても問題ないのだろうか?

振り返るともらったお年玉は全て親に預けていた。必要な時に親に出してもらったので不自由はなかったがお金が足りなくて苦しいという経験もないまま育ってきたのは事実だ。

大学生になって奨学金を貰っていたので生活にも困っていなかった。バイトと奨学金で生活していれば不自由なかったので散財していた。つい買ってしまって無駄にしたものは数知れず。衣類やゲームにフィギュア。今はもう何も残っていない。

奨学金を借りているということは借金している。この感覚がなかったのも本当にヤバかった。就職出来なくて返せなくなっていたかもしれないと思うとゾッとする。

将来にこのくらいお金貯めておかないとヤバいという感覚を持たないまま就職して働き始めた。自分で稼ぐようになったから少しブレーキは効いてきたがくだらないことにお金は使っていた。

でも結婚して子供が出来ると一人では無くなる。家族のために自分が散在することを止めるというカッコいい父親でもない。

自然に自分のスペースが無くなっていっただけである。子供2人分の服の収納スペースや勉強机。本やおもちゃを買っていくと家のなかは狭くなっていく。そうなると真っ先に手を付けられるのが私のものである。

妻からの熱烈的なプレッシャーに背中を押されて処分していくと次第に物欲が無くなっていった。買っても置く場所がない。買っても使う機会がない。モノへの執着は無くなっていく一方である。

危険なのは課金である。

スマホゲームやサブスクなどの無形物へはまあこのくらいならいいかという気持ちで使ってしまう。スマホゲームは欲しいものが手に入るまで課金する。サブスクは入会したけど利用しないまま月額費を払い続け、解約もしない。

依存してしまうゲームは止める。利用しないサブスクは解約する。危険な環境から距離を取らないと搾取されていく一方である。

自分自身のキャッシュフローに目を光らせていかないとこの資本主義社会では奪われていくばかりである。

そんな私が子供たちにお金の適切な使い方を教えるなんて大丈夫なのか?と思われる方も多いでしょう。

親だって日々勉強である。偉そうに子供に指示・命令するのではなく一緒になって考えいていく。子供の成長のためを想い寄り添っていく。


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子供たちにとって危険な場所がある。


そう、ショッピングモールである。

田舎にとって必要不可欠な場所。AEONやアリオにいけば何でも揃う。日用品の買い物で終わらずおもちゃ屋やゲームセンター。広いところであれば映画館や子供服も充実している。

そんな場所に行けば子供の欲望は限界突破する。あれも欲しいこれも欲しい。止められない止まらないである。

おもちゃの多様化もとどまることを知らない。おっさんの心をくすぶるドラゴンボールなども置いているのが憎たらしい。親子ではめようとしてくるので危険である。

娘2人なのでディズニーから始まりプリキュアにハマるという王道パターンを走っていく。そんな子供たちが今熱中しているのがポケモンです。

少し興味を持ったと思ったら飽きるを繰り返していたのだが「ポケモンフレンダ」というアーケードゲームにハマったので毎日ポケモンの事ばかり考えている。特に次女は重症である。

100円でプレイ出来るのだがポケモンをゲットするのに追加で課金する必要がある。1回のプレイで入手できるポケモンの数も決まっており、最大で600円まで投入してポケモンをゲット出来る。

好きなポケモンや強いポケモンををゲットしたい。出そうで出ないのが憎たらしく、沼にハマれば子供の小遣いは吹っ飛んでしまう。

もちろん悪い面ばかりではない。

小さな子どもたちにも「ポケモンと遊ぶ楽しさ」を知ってほしい――そんな想いから、ポケモンの子ども向けアミューズメントマシン(以下、ポケモンAMマシン)は生まれました。その新作「ポケモンフレンダ」が、2024年7月、全国のゲームセンターや商業施設に登場します。

https://corporate.pokemon.co.jp/topics/detail/135.html

ポケモンAMマシンのコンセプトは、ポケモンのビデオゲームにまだ触れたことのない小さな子どもたちに、ポケモンの魅力を知ってもらうことです。いかに、ゲームの世界観や遊びの面白さを伝えつつ、未就学児でもわかりやすい仕様にするか。プロジェクトがスタートした2000年代当初より、3社から集まったプロジェクトメンバーたちは趣向を凝らしてきました。

https://corporate.pokemon.co.jp/topics/detail/135.html

Switchでプレイしたりカードバトルをやることは長女は挑戦できるが次女にとってはまだ難しい。でもこのAMマシンなら次女でも簡単に操作することが出来てポケモンの魅力を感じることが出来ている。

自然と家族での会話も活発になる。ポケモンの魅力や自分で得た知識を楽しそうに教えてくれるので聞いているこっちも楽しい気持ちになる。初期キャラも顕在なので親子の会話も弾む。

今まで気づいてなかったけど子供たちでポケモン好きは多い。

次女に懇願されてUFOキャッチャーで大きなミュウを取ってあげたときの嬉しそうな顔は半端なかったし、それを保育園で披露したときのお友達の羨ましそうな顔も半端なかった。

家族関係がよくなることを考えればゲームも悪いことばかりではない。


懸案はお金の使い方である。

親も数百円くらいならと気軽にお金を出してしまう。ワガママが止まらないのでこれで機嫌がよくなるならとつい出してしまう。

youtubeの公式チャンネルでプレイ動画を見てやりたくなってお金を落とすという負のスパイラルが出来上がってしまう。

「依存症ビジネス」はこうやって作り込んでしまうのかと痛感する。

次女は既に小遣いを全て無くすということを経験済みである。分かってても止められずに使ってしまい、お金が無くなり大泣きする。

「だから言ったでしょ!」なんて言っちゃうと大喧嘩になる。次女に正論を言うと火に油を注ぐようなものである。

でも転んでもただは起きないのが次女である。お金欲しさに手伝いないかと毎日尋ねてきて1回のお手伝いで10円という渋い条件でも小さく積み上げて100円までちゃんと貯める。

親にお金をクレクレしても出てこない状況を打破するために、自らの手でお金を掴み取りにいく姿を見ていると資本主義社会を強く生きていくのではないかと感じる。


長女はいつの日か欲しいものが出てくるかもしれないからと無駄にお金を使うのは止めておこうと慎重である。

金銭感覚も徐々に身に付いてきているので数百円を瞬時に使うことは勿体ないと思っている。だから自分の小遣いが増えていく。

堅実な反面失敗を恐れて挑戦を避けるのだがポケモンフレンダでつい使い過ぎた姿を見ていると微笑ましくなる。

何事もやってみて気づくことはある。失敗からよく学んでほしい。

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お金の使い方は本当に難しい。だからルールを決めてそれを守らせることも一つのやり方である。

でも性格が違う二人に同じルールを適用してもうまくいかない。ルール無視して使い切る次女とルール順守で頑なに使わなくなる長女。ルール設定がいかに難しいのかよくわかる。

ミスすればケガに繋がる可能性のある製造業でのルールはきっちり決める必要があるがNetflixのような会社だと最低限のルールの中で伸び伸び仕事させた方が上手くいく。

子供の小遣いに関して大切なのはお金の使い方を学ぶことに自分でよく見てよく考えるようになること。

それなら子供たちのやりたいようにまずはやらせてみて親がフォローしていく方がいい。

これ以上お金使うと無くなるよと声をかけてどうするか考えさせる。製品の値段を伝えて買うかどうか検討させてみる。

我慢できないのは子供だから当たり前である。親が付き添って良き相談相手になることで子供が考えることをサポートする。

親の想いを押し付けてしまうこともルールで縛りつけることもやらないで子供が自分で考えられるように力になること。親にとって必要なのは常に子供の味方となり、子供の可能性を最大限引き出していくこと。

もちろん親だって子供が可愛くてつい余計なものを買ってあげてしまう。親だって失敗の繰り返しから学び、成長しているのである。


自分自身のお金の使い方だって最適なのか定期的に確認しないと分からない。

自己投資してちゃんと回収できているのだろうか?

無駄な出費を抑えてコスト削減することで資産を増やしているのだろうか?

稼ぎを増やすことが出来ているのだろうか?

よく見てよく考えることをまずは親から実践する。お金のことは生きている限り付きまとってくるのでお金に支配されずに共存して仲良くしていこう。

子供の姿から親は沢山の学びを得ることが出来る。口だけ野郎から今すぐ卒業しよう。


人の振り見て我が振り直せ。


自分自身から逃げないために


今回もお読みいただきまして誠にありがとうございます。センター試験の時期は急激に寒くなり、めったに降らない地域でも雪が降ったりすることがあります。くれぐれも体調には気を付けて日々お過ごしください。


以上、ご安全に!

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