完璧にやる必要はない!失敗しよう!
先週の土曜日に開催されたSUNABACOのイベント。三連休の初日の晴れた昼間にも関わらず現地・オンライン参加が100人近く集まるという熱狂ぶり。
SUNABACOに集う皆さんは本当に学びに対して本当に貪欲である。
イベントについて既に書かれているのはしょうこさんと春道さん。お二方はいつも素敵なnoteにいつも心動かされるし勉強になっています。
いいお話を聞いてよかったで終わらないためにも今回感じたこと、自分のこれからにどう活かせるかを考えてみたい。
自分の日常生活や仕事に活用していくことで稼ぎを増やすことこそが大事。
とにかく学んだだけで終わってはダメ。稼ぎに繋げないといけない。
ちゃんとやらないとをデストロイ
この仕事は完璧に仕上げるまで誰にも見せられない。
そう言ってずっと寝かし続けてしまった企画や改善案はありませんか?
自分がやりたいと熱意を持って始めたもののこれを誰かに見せて否定されたらどうしよう、やっぱりやめようと逃亡。やろうと思ったけど忙しくてとつい言い訳してしまう。
私も過去に経験したことあります。改善を待っている仲間や返事を待っている顧客の事を忘れて自分が恥ずかしい思いをしたくない、失敗したくないから「ちゃんとやるまで待ってください」と逃げてしまう。
今では仕事の締め切りから逆算して進捗報告や初期の段階ですぐ相談をして方向性の確認を行っております。
初期の段階で早めに確認をしてもらい修正していく。この小さな積み重ねを素早く行っていくことで結果的に最短で仕事を片付けていく。
報連相を徹底することがいかに大切なのか日々実感しております。
完璧主義から抜き出せたきっかけは単純に仕事がいっぱいいっぱいだったからです。
仕事を抱えすぎてもう溜めている余裕がなくなり、60点でいいから出すしかないと追い込まれたら球離れを早くせざるを得ない。追い込まれたらやるしかない。余計なことを考えている余裕がなかったです。
後輩の資料を確認する立場になって気づいたのですがちゃんとやらなきゃいけないと思っている人は本当に多いです。
「検討すべきことが増えたので期限を遅らせてください」
このセリフは本当によく言われます。その検討が正しいかどうかなんて誰にも分からない。だったら早く共有したほうがいい。
失敗して恥ずかしい思いをしたくないという気持ちを和らげてあげることが必要である。
では自分には何が出来るのか?
後輩が思っていることを汲み取って言ってきた意見を受け止め話を真摯に聞く。失敗しても私が責任取るから気にしなくていいと伝える。
最終的に現場に飛び込んでみないと分からない。
それなら一緒に飛び込めばいい。一歩踏み出せない人の背中をそっと押せばいい。
人によって求めていることは違うからよく観察し、その人に合ったやり方を見つけていきたい。モーレツ環境からヌルイ環境まで経験した自分だからこそ出来ることはある。
ちゃんとやらないとをデストロイ。小さく組織の中のマインドを変えていきたい。
自分の物語を作り上げる
自分にとっては意味のない仕事は頑張れない。自分で考えて決めてやる仕事は頑張れる。
人はナラティブの動物だからこう感じるのは必然であるということ。
上司に言われたことをやっていると楽しいと感じないのも無理はない。
単純なルーチンワークを自分の物語にしていくためにはその仕事に自分の色を加えていくことが必要である。
過去の先人たちが作り上げてきたマクロ計算だらけのエクセル。これを言われるがままに使っていると発狂してしまう。それなら後に使う人が困らないように単純化してみる。
ちょっとした色を加えてみるだけで自分の物語にすることが出来る。
失敗を恐れずに一歩踏み出すだけで世界は変えられる。日常業務の中で自分の物語を増やしていく。
自分の仕事であるからこそ今日からすぐに出来ることである。
やるなら今でしょ?やりましょう!
終身雇用は終わりを告げ、自分で学び成長すれば自分でキャリアを選べるようになる。建前かもしれないがJTCでも声を大きくして言っているセリフである。
キャリアデザインを行い自分の物語を歩んでいく。
自分の物語を作り上げるために自己決定感と自己重要感を高めていくことが必要となる。
会社員の王道は学びによって出来ることを増やす→実績を増やす→出世して自己決定をもたらすことである。
出世すると自分のできる裁量が増えて、大きな仕事を任せられ、周りの仲間や社会への貢献度も高まり、自己重要感が満たされていく。
出世して何の意味があるのか?と後輩に聞かれたら自己決定感と自己重要感を高めることで自分の人生を楽しくより良いものにするためと伝えたい。
自分で考えて決めて行動することが人生を楽しくするために必要だということを伝えることで自分の人生に向き合うきっかけを与えたい。
それが未来をよくするためと信じて。
あなたは何屋さんなの?
今でもこの質問を受けると私は回答に窮する。
田端信太郎さんもよく仰っているあなたは何屋さんで誰にどんな価値を提供できるのか?
仮説と検証を繰り返して自分にしかできない価値を提供していくことが非常に重要だと認識しつつ会社の中にいると分からなくなってしまう。
タフに働ける、結果を確実に届けられる、製造と本社を上手に繋げられる、関係者の利害をうまく調整できる。色々と考えているが言語化が難しい。
難しく考えがちだけど自分の長所や価値は自分では気づきにくい。
誰かと一緒に仕事をする、転職活動をして自分の市場価値を確認する。自分を外に晒さないと分からないのである。
難しいことが出来る、技術が高いことが出来るから価値があるのではなく、自分にしか出来ない事があるから価値がある。
自分の得意なことを使って相手のお困りごとを解決して感謝される。
得意なことを掛け合わせて更に希少性を高めていく。
そのためにも人と関わり合っていくことが大切である。馴れ合いではなくお互いを高めあう関係性を構築する。社内でも意識しなければならない。
色々な組織を渡り歩いているがありがたいことに皆が私を必要としてくれる。それは皆が求める価値を提供できているからかもしれない。
若い頃はただの便利屋だった私も実績を積み、重要な仕事をこなす事で組織における自分の重要度が増していく。
便利屋から抜け出すことが出来たのは、自分で手を挙げて挑戦して結果を出して私にしか出来ない事を増やしたからである。
自分自身が何屋なのかはその時によって変わってくる。
人が望んでいることを察知してその人に価値が提供できるのか?を考えて試してみる。
これからも挑戦を続けていきたい。
最後に
この講座を聞いて行動したらすぐに稼ぎに繋がるわけではない。
イベントでお話しされていたように人の能力は同じでないので成長速度も人によって異なる。
すぐに結果が出る人もいればそうではない人もいる。
だから結果が出ないことに焦らないようにしていきたい。
会社員であれば結果が出るには時間がかかることの方が多い。焦らずに正しいことを正しく続けていくことが必要である。
心配事の97%は起こらない。
暇になったら余計なことを考えて心配事を増やしてしまうので忙しく過ごしていきましょう。
家族や友人との時間に仕事や学びへの時間。正しいことに時間を使いましょう。
小さく試して組織を変えていく。出世して自己決定感と自己重要感を高める。困っている人に価値を提供していく。
今回のイベントを受けて稼ぎを増やすのは時間がかかることかもしれない。
途中で道に迷いかけたら再度この動画に戻ってくればいい。
SUNABACOに行けばいい。講座を受講すればいい。
SUNABACOには志を共にできる仲間がいる。私の背中を教えてくれる講師がいる。
自分を信じて一歩踏み出していこう。
仕事を掴み取りにいくために
今回もお読みいただきまして誠にありがとうございます。朝は寒く、日中は暑い日が続いております。くれぐれも体調には気を付けて日々お過ごしください。
以上、ご安全に!
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