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可処分時間を手に入れて子供達に向き合いませんか?

長女がやりたいと望んで始めた英会話が2か月経ちました。

念願叶った英会話スクールということもあり、前向きになっております。先生や友達に会うととても嬉しそうな様子です。

でも毎週の宿題は手こずっています。やりたい気持ちはあるけど家ではテレビや本が大好き。自主的に宿題を始めることなんてありません。

これは予想していたことです。学校の宿題やるのだって腰が重すぎていつまで経ってもやらないのだから。

長女は勉強が好きではない。ただし学校のテストは難なく解いてきます。

学校の授業のレベルだと簡単すぎて退屈になっている。英会話だと長女にとってレベルが高すぎてチンプンカンプンである。

真面目で負けず嫌いだから周りの子より出来ないのは悔しいので文句を言いながらもやるのが偉い。

そんな長女の英会話の宿題を見る担当は私です。

妻が見ていて色々と言われたのが嫌になったからなのか私が英語を勉強しているのを知っているからなのかは分からないが、長女のご指名を頂けたことは大変光栄である。

宿題の内容は英語を勉強したことある方なら難なく解けるレベルの問題である。ただし長女にとっては常に最難関の問題となっているためテキストを開いたらすぐに分からないとという声が聞こえてくる。

答えをすぐに教えずに一緒に考えていくためにはどうすればいいのかと毎回頭を悩ませる。

なにせアルファベットも完璧に覚えていない状態だから見ても分からないことが多い。レッスンで習ったことを振り返りながら徐々に解いていく。

最近気づいてきたことは長女は間違えることに臆病なこと。

分からなくて答えられないと笑ってごまかす。でも解けないからその問題が終わらない。そのうち次女がやじってくると悔しくて泣いてしまう。泣きながら必死に問題を解いていく。

分からない問題に対してはその繰り返しである。

最近始まった掛け算も宿題出ているならやったら?と言っても全然やらない。

重い腰を上げてやるものの何度も間違えているうちに半べそをかく。

間違えてもいいから。
ゆっくりでいいから。
一緒にやっていこう。

励ましの言葉と長女に寄り添い一緒になって問題を解く。出来た時には惜しみない賞賛を送る。

出来なかったことが出来ると気づいたら掛け算の勉強も前向きに取り組むようになりました。

長女の感情に寄り添って何が解決すれば一番嬉しいかを見つけにいく。

長女は長女の成長スピードがあるので焦らずに見守っていきたい。


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子育てはなるようにしかならない。

頭ではいつも理解しているもののつい宿題をやりなさいと声を荒げてしまうことがある。

この前教えたのに何で出来ないんだとがっかりしてしまう時もある。

自分の仕事が忙しく気持ちにゆとりがないとつい厳しい言葉をぶつけてしまう時もある。


親の言うこと、先生の言うことを聞いてちゃんとやりなさい。

私自身子供の時に言われて嫌だったこの呪いの言葉。

大人たちの言う通りにやっていれば大丈夫だから。

余計なことをしないで言われた通りにやっていればいい。

自分の心に余裕がないとつい「ちゃんとやりなさい」と子供たちに言ってしまう。自分が感情に支配されないように注意しなければならない。

よく見て、よく考えること

これからの時代に必要なこと。自分たちの頃のようにいい大学に入って安定した会社に入れば定年まで安泰である時代は終わりを迎えた。

自分のやりたいことや叶えたいことのために何を学んでいけばいいのか考えて行動することが必要となる。親は子供たちがやりたいことに向けて進むために精一杯サポートしていかなければならない。

もちろん勉強は出来たほうが選択肢が広がるのでやったほうがいい。ただしテストでいい点を取ることを目的にしないようにフォローすることが必要。

学校教育は変化の速度が非常に遅い。

自分たちが子供のころから変わったこともあるけど未だにこんなことやっているの?と感じることも多いのが実態である。

みんなと同じことをやっていれば問題ないという空気にずっと通っていると流されてしまいがちである。

長女の宿題を見ているとそのことを強く感じる瞬間がある。


学校でこういう風に解きなさいと教えられたから


この言葉を長女が言うと心配になる。自由に考える範囲を狭め、皆と同じであることを強要する。

長女は真面目だからこそ型にはまる恐れがあるので気を付けていきたい。

しかし子供たちが呪いにかからないように口出ししすぎると今度は私の言いなりにしてしまう。この塩梅がいつも悩ましい。

言った方がいいのか言わないほうがいいのか。親も繰り返し試行錯誤していかなければならない。

そのような悩みを軽く飛び越えていく子がいる。

そう、自由奔放な次女である。

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次女は本当にお調子者である。

言うことを聞かずに怒られて泣いたと思ったら秒でケロッとしている。

やらないでと言われて怒られたことを平気で繰り返す。

急にしおらしくなってママ、会社に行かないでとお願いしてくる。

都合のいい時だけこの前そう言ってたでしょと親のセリフを使ったり、先生がこう言ってたからと主張してくる。

要領がとてもいいのです。

こうすれば親に怒られない。こうすれば褒められるというポイントをよく理解している。譲れないときは自己主張を貫き通す。

まさによく見て、よく考えているのです。

でも親から見れば腹立たしいことが多い。話を聞かないし注意すると私は間違っていないと噛みついてくる。生意気な部下を相手にしている気分である。

よく考えずに無鉄砲に飛び出していくことが多いので目が離せない次女のおかげで毎日が戦争である。きっと大物になること間違いなし。

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真面目な長女に自由奔放な次女。我が子ながら性格が極端である。

自分の子供だからこそ将来豊かな人生を歩んでほしいと強く願う。

そのために出来ることはやってあげたい。でも毎回どこまでやろうかという迷いが生まれる。

口ばかり出して親の言いなりになるものダメ。放任しすぎて飛んでもない方向に進んでしまってもダメ。

子を想うあまりついつい贅沢させてしまうことだってあります。

子育てしていると本当に悩みは尽きません。正解がない道をひたすら進んでいます。

頭ではなるようにしかならないと思っていてもつい口出ししてしまう。

子供に向き合えば向き合うほど至らないことを言ってしまい反省します。毎日がトライ&エラーの繰り返しです。

これは自分の人生において贅沢な悩みです。

子供の成長はあっという間です。ちょっと前に出来なかったことが気づいたら出来るようになっている。ふとした瞬間にこんなに大きくなってと感じることが沢山あります。

仕事が忙しくて子供といる時間が確保できない。夜遅くに帰宅して朝早く出社しているので子供と話す時間がない。気づいたら子供達が大きくなっていた。

その時に後悔しても遅いのです。

子供たちの未来を悲観したり、気づいたときには子供たちが大きくなっていたことを後悔したりすることがないように今この瞬間を大切にする。

子供達との時間を大切にして一緒に過ごしているからこそ出来る経験が沢山あります。

そのためには会社に時間を奪われないようにする必要があります。

不要な残業は致しません。必要のない飲み会は致しません。出世に役に立たない接待ゴルフは致しません。

可処分時間を奪いに来るモンスターに負けないような結果を出して文句を言わせないようにする。

そのためにやるべきことをちゃんとやる。目の前の仕事から逃げないこと。


仕事に自己投資に子供との時間の確保。全てを得ることは簡単ではありません。時には何かを犠牲にすることだってあります。

忘れてはいけないのは安易に流されていかないこと。

仕事が忙しくて他の事に時間が取れない。

これを言ってしまったら思考停止の始まりです。楽な方へと進んでしまい大切なことを見失ってしまいます。

時間を作るために仕事をどうすれば早く終えることが出来るのかをしっかりと考えなければならないのである。

人生を豊かに過ごすことは仕事を楽しくすることだけではありません。

大切な人と過ごす時間を確保することでより豊かな人生を送ることが出来ます。

可処分時間を確保して子供たちに向き合って楽しい時間を過ごす。

時に悩み、苦しんだことは子供たちが成長したときにはいい思い出になる。


そのためにも目の前のことに向き合って一生懸命生きていきましょう。


自分が幸せになるために。


今回もお読みいただきまして誠にありがとうございます。11月に入り段々と寒くなってきました。体調を崩さないように日々の体調管理にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。


以上、ご安全に!


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