大切にしていることはこれだけ。秘密のドアの話 #1
4月はなんだか新しいことに挑戦したくなる。
何か始めようとするとまずは頭の中で最高のイメージを膨らませてーーこうなったらいいなーーそんな達成した光景を脳裏に投影する。
だけど、いざ現実で行動を起こそうとすると思うようにやる気がでない。あれほどイメージでは幸せな光景を目にしておいて行動することができない。現実になると信じきれていないのか、踏み出す一歩を邪魔する何かを追い払えずにいることがある。
人が行動をする時、1番手っ取り早いのは危機感、リスクであるとそう思う。ーーやらなければいけないーーという状況では"行動しない"という選択肢がない。行動するアクションには日々の小さな選択をし実行することから始めて複数人を巻き込んだアクションのように大小ある。ただ大抵の場合、突然仕事がなくなる、命の危機を感じるという本当の危機的状況によって行動を求められる機会はそうない。
別にやらなくてもいい、でもやった方がもっと良くなることは知ってるけどめんどくさい。
やって失敗したり恥をかくならやらずにいる方が安全だな。
やらずに今の安全を守ること
失敗するかもしれないリスクを負ってやること
の2つを天秤にかけると必然的に前者に傾くことだろう。行動を起こそうとするときこの2つを天秤にかけてはもう行動は起こせなくなる。天秤にかけるのは後者の失敗するかもしれないリスクではなく、やらないと人生を後悔するかもしれないリスクだと答えは一択。
人の行動を1番促進することができるのが危機感、リスクだとするのなら"人生を後悔するという最大のリスク"を天秤にかけ回避するために行動するしかない。
目の前の希望や夢、不安や恐怖のドアを開き続けることで人生を豊かにしようと必死にドアノブを握る。でも実は後ろにあるドアを閉めなければ希望と夢のドアが開かない仕組みになっている。
人生を後悔するリスクの前で仁王立ちし、現状に終止符を打てる後ろのドアノブを握る。それに気づけた時、勇気を持った大きな一歩を踏み出せるとそう思う。
人生は後ろのドアを閉め続ける連続なのかもしれない。
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傑出した挑戦記録〜リーダーシップの旅〜
過去のキャプテンやリーダーとしての経験とあらゆるジャンルのリーダーからの学びを武器に挑戦している記録を綴ります。言葉と行動で示し、フォロワ…