重箱の隅を突く?鳥の巣を突く上司
今年も重箱の季節がやってきた。
おせちは早くから、予約販売をしていているが、届くまでハラハラする。
単品も安いものから、高いものまで豊富にあるし買い揃えて、去年の重箱に詰めてもいいかな。
今日は、おせちの話では無く重箱を突く話しである。言い換えると細かいことに口を出す
年末は浮き足だっていて間違いも多いのか、受付の現金の収支が合わないらしい。
シフトが変わって、前の段階から不足金が引き継がれ、責任者が調べるが分からない。
まず、間違えの多い人から聞いて行くが、覚えている筈もなく、不足金がたちが悪いのは、疑いが生じて信頼関係が損なわれる。
その前のシフトの人かと思ったが、それは絶対に有り得ないと言う。
その時は、重箱の隅をつつく上司がチェックしていて、一緒に仕事していた社員が、その時の責任者が可哀想なくらいチクチク突かれていたから、収支は合わせているはずだと言う。
その時の30才代の社員の説明が面白過ぎる。
「鳥が巣を突っつくように、責任者は言われてた」と言うのだ。上司は女性だったからイメージが湧かない
今の若い人は、重箱の隅に残ったアンコを楊枝で掬って食べたことは、無いに違いないから、この故事熟語は知らないだろう。
大体、90パーセントから100パーセントへ完成度を上げるには、労力が倍かかる。無駄が多いから重箱の隅を突くような上司は、現代のシステム社会では問題解決が難しい。
真面目で一途だが、思考の帯域が狭過ぎて変化に乏しく、変化による合理性が生じる事はない。
さらに社員は、「そう、蜂の巣を突くような」と続けたから、静けさに騒ぎをもたらすとすれば、誰も意見はしないだろう。
その後不足金がどうなったか、自分もくちばしを引っ込めたから知らない、