プログラマーは超アナログ人間だった
PC-9800から始めたBASICも、現在ではC、C++、Python、MicroPython、Javaが主流で、使う人はいなくなった。1980年代にBASICで半年かけて完成したソフトも、直ぐに代替え品が出来て、残ったのはモニターの電磁波で、眉の上に出来た麻呂形アレルギーだった。
その頃から同じBASICでソフトを開発した知り合いがいたが、最近会う事が出来た。
40年近くになるが、まだ同じ仕事をしている。Windows10 でもBASICはコンパイル出来るらしく、彼以外このソフトをイジれる者はいない。
全くのマイペースでクライアントはほとんど文句も言わないためストレスが無く、仕事も好きらしい。
電話をしている手には、何と二つ折りのガラケーを持っているには驚いた。
聞くと、決済は全て現金で、カードリーダーのソフトも開発してるのに、マイナーカードも作っておらず、他人のカードでテストしていた。
デジタル器械を操るアナログ人間って、説得力無いと思っていたけど、先日パソコンメンテナンスの人に、話したら
自分もパソコンや電子機器は信用していないと言う。
そう言えば私も、最新機器を手に入れて喜んでいたが、機能の殆どは使っていない。どんなアプリもアルゴリズムを理解すれば、すご〜いの感覚は薄れていき、何となくカレンダーやメモも、昔からの古革の手帳がなじむ気がする。
コンピュータを動かすソフトの処理は忠実であるだけに、バグは人為的なミスで、作為的に変えるとウイルスになる。
更に進んで、A.I や量子コンピュータは、曖昧さを含んでおり、忠実ではないため人間の手におえなくなるだろう。曖昧さや、自動運転などは莫大な電気を必要とするから、原子力発電も増設され、ちっともエコでは無い。
データ満載であなた好みの携帯では、小さな画面に人生を狂わされれた人は何人もいると思う。
近い将来に強力なフレアーによって、データが吹っ飛んだ時、人は夢から目覚めることになる。