サンドウィッチマンのコント動画ばかり見ている
このごろサンドウィッチマンのコント動画ばかり見ている。グレープカンパニーが公式チャンネルに動画をアップしてくださっているので、ありがたく見ている。
実は、お笑いとか漫才とかコントとかを全然見ずに育ってきた。あんまり私の家ではそういう番組を見ることがなかったからかな。なのでサンドウィッチマンの動画は、Youtubeを見漁っていたらたまたま見つけたという感じだ。
サンドウィッチマンのコントは面白い。ネタバレは良くないので内容は書かないけど。で、一回見ただけじゃ飽き足らず、二回目、三回目と見たくなるのだ。
けっこうこれって不思議じゃない?
私は不思議だと思った。
私は今まで本でも映画でも、一回読んだら(見たら)それで終わりだと思ってきたから。というか、無意識に一回きりで終わらせていた。
思えば、何かを「初めて」読む(見る)ときの楽しみって、「何が起こるか分からないから面白い」という要素が大きい気がする。展開が気になるからワクワクするとか、予想外のことが起こるとびっくりするけど面白い、みたいな。
二回目、三回目にコントを見るときって、次に何が起こるかはだいたい分かっているから、喋り方、間合い、しぐさ、台本の言葉選び、みたいな細かいところまで楽しめるな、と思う。サンドウィッチマンのコントは飽きさせない工夫があるんだろう。細かいことは分からないけど、すごい。
そんな感じで、同じものを複数回読む、見ると毎回違った面白さがあることに、サンドウィッチマンのおかげで気づけた。
本も映画も二回読んだら、一回目に気づかなかったことに気づけそうだし、より深く理解できそうだと思う。
これからは本とか映画とかも、面白かったら何回も読んだり見たりしてみようかな。