八神純子さん"Premium Symphonic Concert -Wings for the future"(2022/4/30兵庫芸術文化センター)
「Premium Symphonic Concert -Wings for the future」と題されたオーケストラ公演ツアーのフィナーレ兵庫・西宮公演に行ってきました。
ここでは、印象に残ったこと、トピックス、セットリストを記載しています。
■ 日程・出演者
■ 印象に残ったこと
■ オープニング
柳澤寿男さん指揮、京都フィルハーモニーの皆さんによる華やかな「花のワルツ」の演奏の後、シックな黒レースのドレスを纏った八神純子さんが登場。
"キミの街へ"コンサートでのオープニング曲としてもお馴染みの「There you are」、デビュー曲「思い出は美しすぎて」、そして代表曲「みずいろの雨」をご挨拶がわりに。
直近の2週間、多くのライブやイベント出演をこなされていたので、コンディションはどうかなと思ってたのですが、凄く声が出ていて、そんな心配は杞憂でした。
指揮者、管弦楽団を紹介するとともに、「オーケストラとの共演はとても緊張する」、「本公演の成功祈念為に芦屋神社に参拝してきた」、「(そのお陰で指揮者、管弦楽団の)お名前を間違えずに言えた」という主旨のお話をされていました。
オーケストラ公演は、特に序盤、観客としても独特の緊張感を肌で感じているのですが、八神さんのユーモアを交えたお話しにより、会場の雰囲気が一気に和らいだように感じました。
■ 心に響くラブソング、そして
「生涯現役でラブソングを歌えるシンガーであり続けたい」という目標を述べられたあと、ラブソング「永遠の出逢い」、「約束」、「ずっと見ていて」を続けて披露。
そして、前半の1部のラストは、「争いという文字が辞書から消え去るその日まで」という歌詞に触れたのち「Mr.ブルー」を。
■ 後半〜クライマックスへ
20分の休憩を挟み、ブルーのスーツに衣装替えした八神さん。まずは、代表曲「パープルタウン」で後半がスタート。
昨年9月にリリースされた「TERRA -here we will stay (TERRAはラテン語で"地球")」より、4曲をMCを交えながら披露。
まずは、長年アフガニスタンで人道支援に尽力され、2019年に凶弾に倒れた中村哲医師の功績を讃える「一筋の運河」。ゲストの竹中俊二さんの軽快で心地よいギターフレーズをフューチャーした「Just Breathe」。ゲストピアニストの澤近泰輔さんのピアノ、編曲で約11分の組曲「TERRA -here we will stay」。そして、澤近泰輔さんのピアノと1stヴァイオリン(コンサートマスター)をフューチャーした「誓い」。
■ アンコール
「翼があるなら」を披露したのち「コロナなんかには負けないわ」とシャウトされて「負けないわ」。
「負けないわ」では、八神さんの合図でスタンディングで鑑賞。熱く揃った手拍子の一体感も半端なく大盛況。オーケストラ公演でのスタンディングでの鑑賞は初めての体験でした。
■ 終わりに
ライブ後、ファン仲間とお話しすると、異口同音に完璧なパーフォーマンスだったと。個人的にも、本公演は、特に良かったと感じました。
1月の名古屋公演のレポートでも触れましたが、本公演を通じて、今、伝えたいメッセージと、歌を通じてそのメッセージを生涯伝えていくという強い意志を感じました。
また、1月の名古屋公演と本公演で披露された曲は同じだけど、現下の国際情勢の急変を受け、同じ曲に対してこれまでとは異なる印象を、メッセージを感じました。
■ トピックス
■ サイン会
本公演では、ロビーで販売されていた新CD「TERRA」(限定100枚)の購入者に対し、ライブ後、サイン会が開催されました。
*ビニールカーテン越しに会話は可(握手不可)
*サインは、別途、準備された"会場限定スリーブ(初回版スリーブとは別の絵柄)"に行われて手渡される
■ 配信について
配布されたリーフレットによれば、本公演の配信が予定されています。
配信に関する詳細は、5/17に公演公式HPにて発表される予定です。
主催者より、配信は実施しないことになったと発表がありました。
公演公式HP→🔗RENAISSANCE CLASSICS
■ セットリスト
■ ダイジェスト映像
【RENAISSANCE CLASSIACS 公式YouTubeチャンネル】
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