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世界一の庭師
石原和幸氏をご存知だろうか。
エリザベス女王から緑の魔術師(Gardening Magician)と讃えられ、イギリスではモスマン(Moss=苔)と呼ばれている世界一の庭師の一人である。
毎年5月に、イギリス王立園芸学会が主催するチェルシーフラワーショーという世界最高峰のガーデニングショーがある。
石原さんは、そこで10個の金メダルを獲得しており、イギリスでは有名人。ガーデニングが大好きなイギリス人にとっては、憧れの庭師の一人なのだ。
ちなみに、石原さんは、そんなすごい方なのに、とても気さくで楽しい方。とにかくよく喋る。
そしてダジャレが多い(笑)
今回のテーマは「春の野山」
文字通り世界を股にかけて大活躍の石原さんなので、ワークショップも不定期開催。ひと月おきくらいの間隔のこともあれば、4〜5か月に一度くらいのこともある。
これまで10回開催されているけれど、予定が合わないことも多く3年前から数えても5、6回目くらいの参加。
今回のテーマは春の野山。
御殿場桜
錦糸南天
五葉松
針犬なずな
そして、野山の景色を表現するのに大事な山苔を使う。
ちなみに、この山苔はチェルシーフラワーショーでいつも石原さんが使っているものと同じ、ノルウェー産の山苔だとのこと!
まずは桜や松を配置。
あとは春の野山を想像しながら、苔をもこもこ・盛り盛り。
配置が完成した状態がこれ。
ここから少し手直しをしていただく。
石原さんの魔法の手にかかると……
こんな感じ。
大胆に枝や葉っぱをすきいて空間を作ったことで、奥行きが生まれ一気に大きな景色が生まれる。
そしてこちらは石原さんが作ってくださったもの。
テーブルに置かれているのがチェルシーフラワーショーのゴールドメダル。
家に持って帰ってからは毎朝・毎晩霧吹きでお水をあげる。
針犬なずなの黄色い花も可愛い。
毎朝、毎晩、毎朝、毎晩……
そして、ワークショップから1週間。
咲いた〜!!
春だね。
石原さん、今回もありがとうございました!