冬のなごりと春の訪れ 鮨波づき
去年の5月の初訪問以来、定期的に通っているお寿司屋さん、鮨波づき。
最近は、馴染みのなかった下丸子になんとなく親しみさえ感じている。
ありがとう下丸子(?)
今年初訪問となった今回は、冬のなごりを惜しみつつも春の訪れを感じる楽しい仕立て。
もちろん大満足の大満腹!
1品目:牛乳豆腐
季節によって入る野菜が変わる牛乳豆腐。今回は蓮根。
粗切りにした蓮根の食感と香りが楽しい。
2品目:玉子焼き
作りたて、温かい玉子焼き。
甘くてしっとりクリーミー。幸せ。
3品目:のどぐろのお碗
これなー。
個人的には今回の白眉。
のどぐろで出汁をとったというお吸い物。
これがまた素晴らしく上品で深い味わい。のどぐろのうま味に加えて上品なコク。
4品目:たけのこ
静岡のたけのこ。まさか2月にたけのことは!
「『今年初めて食べた!』とお客さんに言わせたくて」と大将がいたずらっぽく笑う。
5品目:まぐろ
赤身と中とろ。
心底赤身が美味しいと感じるお年頃になったなー
温度感も心地良い。
6品目:づけまぐろ
口に入れた瞬間に完全に自分と一体化してしまう感じ。
とろけるというのとは少し違う楽しさ。
7品目:わかさぎの天ぷら
ここで冬のわかさぎ。
釣りではなく網でとったものらしい。ぷっくり太っているので、天ぷらでもふっくら。
日本酒が進む。
8品目:黒むつの塩ポン酢
脂ノリノリの黒むつは塩ポン酢でさっぱりと。
9品目:さわらのホイル焼き
お寿司屋さんでまさかのホイル焼き!
トマトも入って少し洋風。こういうちょっとした意外性も楽しい。
10品目:ほたての磯辺焼き
お餅のようにでっかいほたては豪快に磯辺焼きでいただく。
柔らかくて美味しい。
11品目:子持ちヤリイカ粒マスタード
やりいかに粒マスタードという組み合わせにまたも驚かされる。
粒マスタードの酸味と甘辛の「つめ」が合わさってソースを感じさせるような味と香り。不思議と遠くに子供時代を思い出すような懐かしい味。
12品目:わさびシャーベット
ここでさっぱり一旦口直し。
13品目:鮪脂と菜の花のサラダ
鮪の脂で炒めた菜の花のサラダ。
菜の花はエグ味も少なくフレッシュな味。春の訪れを感じる。
14品目:白子ご飯
今回は鱈の白子。
自家製からすみの香りと塩味がアクセントになっていて、濃厚な味の中にも上り下りを感じる演出で楽しませてくれる。
15品目:まぐろの霜降り
握りのスタートは鮪の霜降りから。
16品目:車海老
車海老はお客さんが来てからおろしたもの。
プリッとした歯ざわりと香りがたまらない。
17品目:のどぐろ
もっちりした食感、喉越しが素晴らしいのどぐろちゃん。
18品目:本みる貝
貝の美味しさにしみじみ。
19品目:アジ
ここでアジ。
この時期のアジも美味しい。
20品目:うに
軍艦からあふれんばかりのうに。
甘〜い!
しあわせ。
21品目:焼き鯖のお茶漬け
焼き鯖の肉々しさ香ばしさに酢飯のさっぱり感。
お茶を少なめにかけていただく。
22品目:穴子
とろける!
23品目:とろたく
ここ何回かのお約束、締めのとろたく。
口の中でとろける様なとろを贅沢に使った豪快なのり巻き。
最後の最後に強烈な印象の一品。
24品目:白いコーヒープリン
*写真を撮り忘れたので前回のものを。
白い牛乳豆腐に始まって白いコーヒープリンに終わる。
おしゃれ!
食べ終わって思った
これだけ食べて一人8,800円と飲み物代。
毎回驚きのコストパフォーマンス。
カウンターのみ7名の2回転なので、最近ますます予約が取りづらくなってるみたい。
予約が取りづらくなっちゃうけれど、色んな人に知ってもらいたい。
ワクワクでドキドキ、楽しい大将のお寿司をみんなに食べてもらいたい。
大将、ごちそうさまでした!