Withコロナの商店街のゲストハウス「ワタラ」のオープン
網走市のまちづくり会社=株式会社まちなか網走さんと協力して商店街にゲストハウスを企画・整備した。企画したのは新型コロナウィルス感染拡大前。商店街の2階などの空き空間をリノベーションして、インバウンドをターゲットにした宿泊施設を整備、滞在してもらって商店街で消費してもらうことを考えた。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大によってインバウンドは消えた。それでもダメもとで2020年12月オープンした。それがゲストハウス「ワタラ」。キッチンとバスがついてるひと組み限定の宿泊施設。予想に反して、コロナ禍でもオープンから間も無く予約が入り始めた。GWも予約で埋まっている。コロナ禍で料金設定を低くしていることあり、国内の旅行者や長期滞在のビジネスマンのニーズがあるようだ。そしてコロナ禍だから1組限定の宿泊施設ということが受け入れられているのかもしれない。
オープンしてまだ5ヶ月足らずで結論めいたことは言えないが、キッチンやバスなどを完備した網走の商店街の宿泊施設は、自分たちで旅をアレンジできる自由さと人の接触を抑えることできるコロナ禍の旅に求められる要素があっている気がする。そして商店街にあることで、地元の人とのちょっとした交流もも魅力ではないかと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?