アフターコロナの地域コミュニティ
アフターコロナによって地域コミュニティに求めるもれるものが変わるのではないか。地域コミュニティの重要性が増すように思う。
コロナウィルスの影響により、社会が大きく変わろうとしている。会社と自宅の往復と言った暮らしから、テレワークなど自宅を中心とした働き方が広がる。会社組織に属することなく自分のスキルを活かしてフリーで仕事をする人も増えるだろう。加えて当面は、不特定多数の人が集まる場所や機会を避けるであろう。オンラインではつながっているが、これまで感じていた社会とのつながりを感じにくくなる暮らしになる。
こうなると自宅や地域で過ごす時間が必然的に増える。気分転換に散歩に出るうちに近所の人と顔を合わせる機会も増え、自然と挨拶する回数も増え、会話が生まれ徐々に程よい関係が築かれる。そこから顔の見える地域コミュニティが、安心なグループ・安心なコミュニティのひとつと感じるられるようになるではないか。
暮らしが変わるのは大人だけではなそうだ。子どもたちもオンライン授業などが浸透し、放課後にわざわざ塾に行かなくて自宅でタブレットで学習できるようになる。子どもたちも自宅や地域で過ごす時間が増える可能性が高い。地域で過ごす時間が増える子どもたちを地域コミュニティで見守ることが今より大切になるかもしれない。
一人暮らしの高齢者は、コロナウィルスの自粛要請の中で、外出を控え自宅に籠もっている。誰とも話すことなく孤独感と不安感だけが日々強くなって行った言う。きっと家を一歩だけ出て近所の人々と挨拶を交わすだけで気持ちが楽になるに違いなく、これまでに増してご近所の大切さを感じることになる。
こう考えるとアフターコロナでは、地域コミュニティがこれまで以上に大切になるのではないかと思う。
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