見出し画像

202311 / こわすためつくっている


ひとひらが、やばい。
まさか年末にこんなやばい音源を聴くことになるとは思わなんだ。

今月はひとひらの新譜ばかり聴いていたので新規開拓をあまりしていない。このアルバム、聴き始めるとあっという間に一周してる。凄まじいわ。

この音源を初めて聴いた時の率直な感想は
「よくもこの時代にこれほどまでのアルバムを作り上げたもんだな…」
口はちょっと悪いですが、これに尽きる。

こういう系統のバンドや音楽は既に世の中にいくらでも存在すると思うんです。実際このアルバムを聴いていて「◯◯の曲っぽいな」「この感じ既視感あるな」って何度も思うし。
でも、この人達については 〜っぽい だけで終われない魅力がある。終わらないどころか始まっている。ありそうでなかった新時代。


音楽オタクを唸らせ続けている歴代の良いバンドの良いところを凝縮させたみたいなアルバムかも。過大評価しすぎ感あるけどあながち間違っちゃいないと思う。
個人的には さよならポエジー、urema、ストレイテナー、この辺の要素を感じ取った。多分他にもあるけど私はうまく言語化することができないので周りの有識者に聞いてみてください。色んな感じ方があるだろうな。

オタクを唸らせる展開を見せながらもキャッチーさもあって、そこのバランスがうますぎて脱帽。
音選びというか音の配置というか、とにかく諸々のセンスが良いのだろうね。必要最低限の音で最大限ぶちかましてる感じがとても心地良い。



今作を一通り聴いた後、思いのほか冷静な頭で「この人達の音楽は一度生で聴かないとダメだ」という使命感にも似た感情が生まれ、冷静にチケットを確保しました。

そのリリパが11/26にあった訳なんです。
いやもうね〜〜〜〜〜〜〜〜〜 語彙が無事に終わりました。いつも以上に終わってしまった。あまりにも良すぎる。


あんなに人がパンパンな西永福JAM観たことないし、この辺のジャンルであそこまでオーディエンスが熱狂してる公演もあまり観たことがない。
この辺のジャンルのお客さんってけっこう落ち着いてる人が多い気がしてたから、高ぶる気持ちはみんな同じなんだな…と胸が熱くなった。落ち着いてなんていられないよね、あの音を生で浴びたら。


何か気持ち悪いくらいベタ褒めしちゃってる。ここまで長々語り散らしたの久々かも。

ワーワー言うてますが、とにかく彼らはシンプルに音楽が良いです。ただただ良い。それだけ覚えて帰ってください。

リリース直後にTLがやけにざわついてた理由がよく分かった。日本のポストロックの未来は明るいのかもね。また来年、ライブを観に行こうと思います。


 

改めて、音源リリースおめでとうございました。
私がインストゥルメンタルというジャンルに正式に(?)ハマったのはLopの音源を聴いたのがきっかけでした。
東京でもライブやってくださいお願いします、これ何回言うねん私… 泣


わー!早くてかっこいいねぇ!みたいな雑なノリでたまに聴いてた。あとこういうアートワークの雰囲気がけっこう好きなのである。いつまでも厨二病に罹患してますね、、


声が16gの五十嵐さんっぽい感じ。聴けば分かる。分かってくれ…
めっちゃハマったわけじゃないけどふとした時に聴いてふ〜んいいじゃんとなったりしている。 (なぜいきなり上から目線なんだろう)


11/25はYOHLUの東京初ワンマン!
ちなみにひとひらの前日でした。このバンドはこのバンドでめちゃくちゃ良かったんだよ〜!!!!

サウンドは勿論、歌声があまりにも美しすぎてびっくり。音源だとこの美しさを全て把握することができなかった。
話はそれますが、ボーカルさんがセンターパートの爽やかイケメンだったことにもビビりました。
天、二物与えてんじゃん… 多才じゃん…。

普段行ってるライブや聴いてる音楽からは得られない多幸感があった。また彼らの音楽に揺れたいですね、東京公演待ってます!


非常に好きなトラック
こういう冷えたhip hopいくらでも聴きたいしいくらでも知りたい