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簡単な自己紹介 No2
前回の続きです。
デザイナー住宅の現場管理の仕事に就いたと前回お話ししました。いったいどんな仕事なのか。
建築現場にはたくさんの職種の「人」、住宅を構成するたくさんの「もの」が存在します。
建築は土地に固定されます。建築は「もの」の集まりです。
「人」が「もの」をその土地(場所,空間)に固定していきます。
住宅の現場を管理する人。
つまり、「人」に「もの」をどこに(場所)、どのように(方法)組み立ててもらうのか指示、管理する人です。実際に「もの」を扱う人ではありません。
管理することは他にもあり、工程(工事する順番)です。
基礎がないのに、土台も柱も施工できません。
IKEAの家具にも、プラモデルにも組み立て説明書(順番)があります。
これらはIKEAがプラモデルのメーカーが説明書に定めています。
住宅の細部のパーツにも組み立て説明書があります。ユニットバスとか、キッチンとか。
住宅の完成までの組み立て説明書はありませんが、ある程度慣習的に、常識的に工程が決まっていますが、すべて一品生産なので厳密には全て異なります。
それをまず考える必要があります。現場管理の初めの大きな仕事です。
どの順番(時間)で誰(人)が何(もの)をどこ(空間)に作るのかを考え、現場をコントロールしていく、重要な仕事です。
ただ、基本的に当初の工程通り現場が終わることはまずありません。笑