ガーシー議員の「処分」に関して思うこと。
みなさんは、ガーシー議員(東谷義和氏)に対して、どのような思いを抱いているだろうか。「重い責任がありながらその責任を放棄する態度は許せない」と感じている方もいれば、「どうせ誰がなっても期待できないのであれば、国会に風穴を開けてくれそうな人物のほうがマシ」と考えている方もいるかもしれない。
今月22日、昨年7月の初当選から一度も国会に登院していないNHK党のガーシー参議院議員に対して、参議院の本会議で「議場での陳謝」とする懲罰処分が可決された。
本来ならば、ガーシー議員本人が議場にて陳謝文を読み上げる規則だが、「国会に登院していない」議員に対する懲罰なので本人がいるはずもなく、同じNHK党に所属する浜田聡参議院議員が弁明を行なった。
今後もガーシー議員の欠席が続くようであれば、処分のなかでも最も重い「除名」が検討されるという。こうなると議員の身分を失うことになるため、ガーシー議員は帰国を検討しはじめた、とのニュースも流れてきた。
これまでガーシー議員に対して私自身の意見を述べることには、どうしても慎重にならざるを得なかった。私とガーシー議員は、同じ選挙に臨んだ“同期”だからだ。
昨年の参院選、彼は当選して、私は落選した。そうした関係性であるだけに、たとえ私が何か意見を述べても、「あいつ、自分が議員になれなかったからあんなこと言ってるんだろう」と訝しまれる可能性が大きい。
だが、いつまでもそんなことを気にして口を閉ざしているのも私らしくないので、今日はガーシー議員に対する懲罰について、私なりの意見を述べたいと思う。
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