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「パラリンピック中止論」は現実のものとなるのか。

コロナの感染拡大が止まりません。この記事を書いている時点で、東京では感染確認者が4000人を超えました。オリンピック開催と感染拡大の因果関係は定かではありませんが(私自身は人々が自粛しようという気持ちを削がれるという意味において関係はあると思っていますが)、開幕前から「オリンピック中止論」を叫んでいた方々からすれば、「それ見たことか」といった心境かもしれません。

いまさらオリンピックを中断することが現実的だとは思えません。となると、次に出てくるのが「パラリンピック中止論」。“8割おじさん”こと西浦博教授も、「『有観客』以前に、開催にこぎつけることが出来るかどうか、非常に厳しい状況だと言わざるを得ません」と語っています。

オリンピックは強行開催して、パラリンピックのみ中止——。はたして、そうした事態が起こる可能性はあるのでしょうか。

私は、あるだろうと思っています。その鍵を握っているのは、2つのキーワードです。

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