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「公金チューチュー」に思うこと。
都知事選も折り返し地点を過ぎました。メディアでは、「小池 vs 蓮舫の一騎討ち」などと言われていますが、ここに来て石丸伸二氏が支持を伸ばしてきているという情勢も聞こえてきています。
これまで「ネット上の人気は票につながらない」と言われてきただけに、実際に石丸氏がどれくらい得票を伸ばすのか(もしくは伸び悩みのか)は、彼を支持するか否かにかかわらず、今後の選挙や政治活動を考えていく上でも注目ポイントだと思います。
「ネット上で人気がある」と言えば、暇空茜氏もその一人でしょう。今回は「ひまそらあかね」として立候補しています。肩書きは、「作家」「ゲームクリエイター」など様々ですが、ネットインフルエンサーという表現が最もしっくり来る方が多いかもしれません。
彼が一躍脚光を浴びたのは、主に困難を抱える若年女性の支援を行う一般社団法人「Colabo」に対して、不正受給の疑いがあるとして、2022年11月、東京都に情報開示請求や住民監査請求を行ったことがきっかけでした。もちろん、それ以前にも一部のネットユーザーには知られる存在だったのかもしれませんが、少なくとも私がその存在を知ったのは、このColaboの件がきっかけでした。
そんな暇空氏が今回の都知事選の公約における最重要項目として掲げているのが、「公金チューチューをなくす」。“公金チューチュー”とは、暇空氏がColaboを批判したあたりからネット上で散見されるようになった言葉。まだ生まれたての言葉であるため、なかなか正確に定義することは難しいのですが、ひとまずWikipediaにはこのような記述が。
「公金チューチューとは、主にNPO法人や一般社団法人、その他の組織、個人等が補助金や助成金等の公金を国や地方公共団体から巧妙に獲得していると思われる状態、またはそのような仕組みを表した言葉」
もちろん、Wikipediaにその定義を任せることの危うさは十分に理解しているのですが、逆にいえば、それ以外の場所でまともな定義を見つけることが難しいほど、「公金チューチュー」とは新しい言葉でもあるのです。
しかし、
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