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golchiki
#StayHome と呼びかけるのを、私はやめることにした。
ここ2ヶ月、世界中で最も使われたハッシュタグは、おそらく #StayHome だったのではないだろうか。日本だったら、 #おうちで過ごそう #おうち時間 あたりも上位に入ってくるかもしれない。
新型コロナウイルスという人類にとって未知のウイルスに襲われ、私たちは右往左往している。いや、正確に言えば、家の中に閉じこもることを余儀なくされている。感染拡大を食い止めるためには、とにかく人と人の接触を減らすことが重要だとされているからだ。
だから、私たちは必死で家にこもった。よく「大切なものは失ってから初めて気づく」などと言われるが、これまでの日常生活を送れなくなることが、いかに不便で、いかにストレスが溜まることなのかを実感しながら、私たちは必死で家にこもった。
「ストレスが溜まる」程度なら、まだいいほうだ。なかには商売が立ち行かなくなり、生活の不安に直面する方も多くいただろう。彼らは、緊急事態宣言が明ける「5月7日」という日を心待ちにしながら、耐えに耐えてきた。
だが、宣言は延長されることとなった。
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「乙武洋匡の七転び八起き」
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